舞鶴近代化遺産ツアー
7月11日、オフ会的な舞鶴の近代化遺産を巡るイベントをした。参加者はべねさんとべねさんの連れ2名、べーさん、土本さん、私の6名。まわったのは、火薬廠→行永家住宅→水道施設(桂貯水池、岸谷貯水池)→芦谷砲台→神崎煉瓦ホフマン式輪窯。
火薬廠は、砲煩谷(ほこだに)22工場(既報, 地図A)とべーさんの案内で圧搾谷22工場(現グリーンスポーツセンター, 地図B)を見た。グリーンスポーツセンターは火薬廠の建物(空気炸薬成形工場)を半割丸棒で巻いたりして、うまくキャンプ場の倉庫等に転用している。こんなに見やすいところに火薬廠の建物が現存しているのなら、説明表示などがあっても良いと思うのだが。
で、私としてはこの消火栓。このマークが若干興味深い。2重波型マークはこれのみで海軍を示す。境界杭などに入れられるマークで、一般にはこのマークの下に「海」と書かれることが多いようだが、この消火栓は錨マーク。ちなみに、この錨マークは海軍のマークではない。この錨に桜を重ねたものがもう1つの海軍マーク。というわけで、案外この海軍表示はレアモノかも。
火薬廠から水道施設への移動中には、火薬廠引込み線跡(地図赤線)や吉野トンネル(地図C)、松尾寺駅(地図D)を見、そして、土本さんが案内してくれた行永家住宅(重文, 地図E)。塗りこめられた垂木に目が行かずにはおれない。ピッチが一定ではないこともあり、不思議な造形である。
桂貯水池(重文, 地図F)。水が流れていないのが残念とはべねさんの弁だが、大変美しい堰堤である。左下に水門があるが、いっちょまえに扁額とキーストーンがある。
扁額は「清徳霊長」で海軍中将伊藤雋吉の揮毫といわれる。キーストーンの意匠は先ほどグリーンスポーツセンターで予習済みの2重波海軍マーク。
少し下流にある岸谷貯水池(地図G)は大正10年だが重文。スズメバチのガードが固く(笑)、写真の放水路のみ見れた。
芦谷砲台(地図H)。異次元空間だ。
このアールが美しい。
砲台からは冠島が良く見えた。
神崎煉瓦ホフマン式輪窯(地図I)。現在の所有者の方の了解を得て今回は内部にも入らせてもらった。いろいろと話も聞かせていただいたうえ、最後には「また来て」と言っていただき感謝。
ラストはホフマンの近くにある湊十二社手洗所(地図J)。神崎れんが工場が奉納したもので井戸内部には奉納の経緯が刻まれているというが今回は失念して写真撮影せず。
というわけで、盛りだくさんの舞鶴ツアーはべーさんや土本さんとも知り合いになれて大変に有意義で楽しいツアーであった。
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