「地理」4月号
古今書院の月刊誌「地理」の4月号が出た。
今月の特集は「新しい地形図に慣れる」で、このたび、国土地理院から新しい図式による2万5千地形図が昨年11月に出たことを受けての特集だ。
新しい図式の解説はもちろん、「そもそも地形図とは」ということについての記事もあり、初心者(なんの初心者だろう)にもとっつきやすい特集である。かと思うと「地形図のフルベクタ化」などという専門的な話まで押えている。
来月からは「地域を考える地形図読図」という新連載が始まるとのことで、今月はそれの「お題」(ま、事前学習のための宿題のようなものでしょう)として「四日市西部」「鈴鹿」の地形図の一部が掲載されている。
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あと、目を引いたのは、「壱岐・対馬・五島早まわり紀行」の前編(児井正臣氏)が面白かった。前編は対馬・壱岐編とのことで、日本のいわば「辺境地」ならではの特殊な地誌・歴史の紹介で、「漂流」とともに鎖国化の外交にも興味を持っている私にとっては、非常に楽しめた。
そういえば、魚釣島に中国の「活動家」のかたが上陸されたのを、警察が逮捕していましたね。日本の固有の領土であることを主張するためには、当然の行動だと思うけど、前に「活動家」が上陸したときには、こういう毅然とした行動が取られなかったのではなかったか(私の記憶間違いだろうか)。
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