ジャパネットたかた 顧客データ漏洩
ジャパネットたかたの顧客データ30万人分が漏洩していたことがわかったらしい。
顧客データの漏洩など、もう、あたりまえでどうでもよい。
ジャパネットたかただ。
BS日テレで朝の6時からジャパネットたかたのテレビショッピングをやっているのを下の子(小5♂)と見るのが金曜日の朝の日課だ。なぜ、金曜日なのかについては、ちゃんとした理由があるのだが、ここでは省略する。なかなか楽しい番組である。
結局、いかに商品のよさを売り込むか、いかに価格が安いと思わせるのかを鑑賞しているようなものだが、基本的に社長自らが説明するというのが、よく考えてみるとすごいことである。
自分がやらないと不安だとか、自尊心高すぎとかうがった見方もあろうが、ここは、謙虚に、彼は行商の伝統をかたくなに守っているのだと見たい。
古来、行商は、その巧みな話術と、見世物的要素で、物を売るという単に手段ではなく、文化といってよい。見世物的要素は、紙芝居や旅芸人、サーカスといった方向性にも発展したと見ることもできよう。ところで、行商には、今度いつ来るのか分からないという不確実さがあった。つまり、つまらないものを売っても批判を避けることができたのである。
しかし、彼は逃げられない。逃げられない行商である。顧客データを持っている行商である。行商の楽しさだけを追及しているのだろう。だから、見ているだけでも楽しいのかもしれない。
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