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2004/04/29

カンアオイって何?

Asarum sp.

カンアオイに関心を持たれている方もいらっしゃるようなので、カンアオイの説明をします。
カンアオイは、ウマノスズクサ科カンアオイ属の一種ですが、わたしはここのblogでは、カンアオイ属の総称として使っています。私が扱っているのは、どうもサンインカンアオイというもののようですが、実は、私はサンインカンアオイというのが載っている図鑑を持っていないので、サンインカンアオイとはどういうものか良く分かっていません。
話を戻しますと、カンアオイ属は多年草で、ほとんどの種類が冬でも葉をつけている常緑の草です。冬でも葉をつけているものは常緑樹のように葉が厚く光沢があります。
京都の葵祭りの葵はカンアオイ属のフタバアオイという種類の植物だということです。それと、徳川家の家紋の葵もフタバアオイがモデルのようです。
で、地面から葉が1~3枚程度出ているのが植物としての全体像で、花も落ち葉の中で咲いているという感じで地表につけます。で、花をつけているときの全体像はこういう感じです。

花も全体的にごわごわした革質で、中にはおしべとめしべがあります。

どうしても中が見たくなったので、少し花をこわした状態です。黄色いのがおしべ、黒紫色のがめしべです。さらにおしべとめしべの柱頭を1つ取り除いたのが次の写真です。

柱頭の形が分かるとある程度種類がわかるようなのですが、保育社の植物図鑑ではよくわかりませんでした。せっかく花を潰したのに残念です。
変わった花が咲くので、江戸時代から栽培もされているようです。ただ、実生で育つのかどうか疑問で、山取りの株が少なからず出回っているのでないかと思われます。
ギフチョウの幼虫の食草としても知られ、ギフチョウがいるところには必ずカンアオイがあるはずです。
と、まだまだカンアオイの初心者の私がいろいろと薀蓄をたれましたが、揚げ足をとっていただければ幸いです。

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コメント

丁寧なご説明ありがとうございました。
地面におっこちたカンアオイの花を
撮影されたのかと思ってました。
地面にごく近いところで咲いているんですね。
いい色の花だな~と思います。
たいへん勉強になりました。ありがとうございますっ。

色は、もう少し赤めのやつもあります。アルバムに掲載しましたので見てください。
http://egf.air-nifty.com/photos/nature/20040429.html
私は、植えたやつ、育てていないやつ、つまり自然種専門です。園芸種にも負けない自然種の面白みを打ち出せたらと思っています。今後ともよろしく。

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