きょうの古本―日本滞在日記
amazonの古本をやり取りするシステムであるマーケットプレイスで購入した。出物がないときでも予約注文が出きるのだが、予約注文で買った本だ。この本は岩波文庫なのだが絶版になっている。
漂流民の津太夫らを長崎に乗せかえったレザノフの日記だ。ロシアがその前の光太夫を北海道に返還したとき、幕府は今後の通商交渉を約束した信牌を大使のラクスマンに与えている。レザノフはこの信牌を持って長崎にやってきたのだ。
で、その交渉の日記なのだが、日本はのらりくらりとした対応をしたらしい。この伝統は、今に続いているというつもりはないが、この本を読めばそのあたりのことがよく分かるはず(これから読みます)。
レザノフらに比べるとペリーはずいぶんと強引なことをしたものだ。この伝統も、イラクとかのことを考えると、今に続いているような気もする。
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