きょうの映画―俺たちに明日はない
けさ、WOWOWで「俺たちに明日はない」があった。DVDにもとったが、後半はとりながら見た。
「俺たちに明日はない」といえば、アメリカン・ニュー・シネマであること、音楽に"Foggy Mountain Breakdown"が使われていることという、2つのイメージしかない。私はブルーグラスファンでもあるので、私にとっては後者のほうが重要である。Foggy Mountain Breakdownは、初期のブルーグラスの名曲で、名曲だから映画に使われたのか、映画に使われたから名曲なのか分からないところもあるが、コード進行が割りとめずらしいパターンで「かっこよさ」がある。バンジョーを触ったことのある人なら誰でもこの曲が弾きたかったはずである。
ところで、私の住む但馬出身の俳優に今井雅之というのがいて、今年「SUPPIN ぶるうす ザ・ムービー」という映画を監督し、現在上映している(大阪は21日までシネフェスタで、東京は6月4日までテアトル池袋で)。これは、たてこもり銀行強盗の話で、城崎町にある旧農協事務所を「こうのとり信用金庫」にしたてて撮影したとか、地元ではいろいろと話題になった。
この映画は「狼たちの午後」に捧げられとパンフにあるが、私としては男女(女ではなくニューハーフなのだが)のグループが銀行強盗をし、最後に女性(ニューハーフ)が銃殺されるという流れが、そして全体に流れる雰囲気が「俺たちに明日はない」のまんまだったように思った。
久々に「俺たちに明日はない」を見て、久々にブルーグラスを聞いた。ブルーグラスの演奏もまたしたいですね>藤原さん(見てます?)
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