今月の月刊むし(2004.7)
またまた、月刊むしが大特集を組んだ。ことし4月2日に逝去された白水隆(しろうずたかし)先生の特集だ。追悼や思い出の記事が12本。
私自身、どちらかといえば甲虫屋で、蝶中心に活躍された白水先生とは書物などを通じてもあまり接点はなかったのではあるが、農学部で純粋に昆虫をやっているというその特異性については素朴に「なんで」という気はしていた。そして、そのことが実際のところ、中傷を受けたりして大変なことだったようで、ほんとうに好きなことに打ち込んでいらっしゃったのだなと感心した。
その白水先生の人柄ややさしさ、人間性が非常によくわかる特集である。おそらく月刊むしで、このような追悼の特集が組まれたのは初めてではないか。
年間レビュー、400号記念特集、白水先生追悼特集とふだんとちがう構成が続いた月刊むしだが、来月はふつうにもどるかな。
« 「但馬の家はたじまだら家で、建てましょう。」 | トップページ | ヤマナメクジ »
「森林」カテゴリの記事
- 林業交流会(2001.10.13)
- ナツツバキの実(2001.10.08)
- アツミカンアオイに関するメモ(2010.04.28)
- ヒメボタル(2001.06.26)
- ナツツバキ(2001.06.24)
コメント