今日の映画 戦場のピアニスト
WOWOWでだいぶ前からやってた「戦場のピアニスト」をやっと見た。
最初のうちは、自分のことというか、戦争が直に主人公に影響をあたえているという雰囲気なのだが、逃走して逃避生活をはじめる頃から、戦争と微妙に距離を置いて見ている視点を非常に上手く表現していた。パソコンゲーム「サドン・ストライク」の視点だ。まったく、サドン・ストライクの絵だった。
実質的にドイツの活動開始の場となったポーランドだが、いままで、あまり多くを語られることはなかったのではないだろうか。そう言う意味で、ドイツのポーランド進攻の有り様がよく分かったような気がした。
映画としては非常によくできていると感じたが、できすぎというか、写実主義の映画って本当に面白いのだろうかいう素朴な疑問を感じている。CGが自由に使えるようになって、今後さらに写実主義(超写実主義)というのが映画の一つの方向性になってくようなきもするが、ま、これのアンチテーゼがファンタジーなのかなと、勝手に納得している。
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