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2004年8月

2004/08/24

今月の月刊「地理」(9月号)

 いきなり表紙に確率論的地震動予測地図の試作版(地域限定-西日本)が図示されている。この地図は一度新聞に小さく取り上げられたが、私の頭に深く刻み込まれていた地図である。なぜなら、この地図によれば、近畿でも私の住むちいきが、比較的地震の心配のない地域だからだ。とくに「今後30年以内に3%の確率で一定の震度以上の揺れに見まわれる領域」という地図では、但東町のほぼ全域が震度5弱と近畿で最もレベルの低い地域となっている。丹後半島から、山陰を経て長崎に至る地域が西日本で最も地震の心配の低い地域である。このことは、もっと取り上げられてもよい。この地図へのリンクを下に掲げておく。

 というわけで、特集は地震のハザードマップである。地震というくくりがあるが地震に限らずハザードマップについて概観するにはよい特集だ。

 で、この雑誌で一番ガツンと来たのは、「地理的プロファイリング」という本について、大阪市大の山崎孝史さんが書いた書評だ。この本は、犯罪捜査にGISを活用しようという本で、これも十分そそる本ではあるが、山崎さんは「この手法は、地域差別や容疑者の人権侵害の可能性といった点で問題がないとは言えない」と書いている。GISと地域差別というのは、実際の所、本質的に切り離せないほど関連が大きいのかもしれない。なるほどなぁ。目からうろこ。

確率論的地震動予測地図の試作版(地域限定-西日本)

2004/08/21

きょうの映画 - エネミー・ライン

 「傲慢なアメリカ映画」だ。軍の意に反した行動をして、クリス大尉を助けようとするレイガード司令官を英雄に仕立てて描かれているが、ただのわがままに見え始めると、全体にこっけいな映画にみえてくる。クリスにしたって、自分の意思で命令外の空域に出てしまったのである。レイガードが後に左遷させれらるのも当然だが、映画としては、そこまでしてクリスを助けようとしたのだと言いたいのだろう。和平均衡を損なうので、救出は断念せよと軍がレイガードに指示するが、ラストで、あんなけロケット弾うちまくリでクリスを助け出しちゃうので、あのあと和平均衡はどうなったのだろうと心配してしまう。救出ヘリの乗員が撃たれる描写があったが、あの人は死ななかったのだろうか。このあたりはっきりしてもらわないとこの救出作戦の意義が問われると思うのだが。

レイガードみたいな司令官がいれば戦争もめちゃくちゃだと、そう言う意味で「ハラハラ」しながら見た。

きょうの映画 - 狼たちの午後

 WOWOWで、ちょっと前からときどきやっていた「狼たちの午後」とやっと見た。私の住む但馬出身の今井雅之が監督・出演した「SUPPIN ぶるうす ザ・ムービー」のパンフに「狼たちの午後」に捧げるとあったから見たのだが(Ever Green Forest - blog: 「きょうの映画―俺たちに明日はない」参照)、「SUPPIN ぶるうす ザ・ムービー」というのは、「狼たちの午後」のリメイクの枠をでないもであるという感想を持った。「SUPPIN ぶるうす ザ・ムービー」については、非常にユニークなストーリーでストーリーが上手い!と感心したのだが、「狼たちの午後」を見てしまうと、「SUPPIN ぶるうす ザ・ムービー」にまったく目新しさが感じられずガッカリしてしまった。
 とりわけ、「SUPPIN ぶるうす ザ・ムービー」に出てくるニューハーフに目新しさと言うか、ユニークさを感じていたのだが、「狼たち」にもゲイが出てくるので、リメイクの枠に縛られながら新しいものを作る努力を今井雅之がしたのだとしか思えない。しかし、それに何の意味があるのか。
 正直言って「狼たち」見なければよかったとさえ思っている。そう考えると、この時期に「狼たち」をやるというのは、WOWOWの悪意のようにも感じてくる。ま、考え過ぎだろうが

2004/08/16

きょうの映画 サンダーバード(実写版)

いろいろな成り行きで、大阪府岸和田市の映画館でサンダーバードを見た。7画面ほどある映画館の一つだったが、入りは半分程度でゆったりと鑑賞できた。

テレビ版とキャラクターがかなり変わっている中で、パーカーのキャラクターが一番テレビ版に近かったように思ったし、パーカーのおかげでなんとかサンダーバードらしさを保てたように思う。話の展開も危険な状態に陥った5号をみんなで助けに行っている間に、基地にフッドらが侵入するという、テレビ版や過去の映画版と一線を画するストーリーだ。

何が違うと言っても、ジェフ・トレーシーが、カーディガン姿で基地にどっかと腰を据えていないというところが違う。ジェフが、実戦力として5号救出に出掛けていき、そのまま、ストーリーは最後まで行ってしまうのだ。

で、結局、ここのところが、「実写版では嫌味になる」という大方の予想への回答だ。カーディガン姿のジェフというのが、リタイアした金持ちの象徴であり、また、これがサンダーバードの象徴でもあったのだが、これをなくすることで、嫌味を消すことには成功した。同時に、サンダーバードのサンダーバードらしさもなくなってしまったのだ。

ペネロープも、非常にキレイで清楚な人(ソフィア・マイルズ)が演じていたが、あのペネロープ独特の(というより黒柳徹子の吹き替えがぴたりはまっていた)アクやいやみったらしさがなく、サンダーバードらしさがなかったように思う。やはり、「嫌味さ」を避けているのか。

サンダーバードというタイトル以外は、大してサンダーバードらしくない映画であったといわざるを得ない。パーカーのキャラが、唯一、これがサンダーバードだと思い出させてくれた。

ところで、トレーシー島のセキュリティーのなさも、他が完璧なのとちぐはぐ感がある。また、車が全部フォードというのは、徹底していて面白かった。なんとなくTAXiのプジョーのようだが。

サンダーバード・ファンとしては見ないわけにはいかないけれど、あんまり期待しないほうがいいと思う。ただ、家族で映画鑑賞するには、家族の全員が楽しめるという意味では大変バランスのよい映画だったと思う。

2004/08/10

フィンランドラリー

先週末はフィンランドラリーだった。レグ1でスバルの2台がリタイアしてその時点でほとんど面白みがなくなってしまったが、スコダの健闘が目立ったのと、三菱はやっぱりあかんなーというラリーだった。

グロンホルム優勝で、プジョーもやれやれというところだろうが、サインツ3位、ローブ4位とシトロエンはしぶとい。

ドライバーズポイントでは、ソルベルグが2位を守ったものの、3位のマーチンと2点差、1位のローブと22点差。ちょっと、がんばってほしいものだ。

さあ、次は三菱今年最後のドイツ。三菱がんばれ!

2004/08/01

メキシコ・ラリーの経済効果

今年、初開催されたメキシコ・ラリーの経済効果に関するニュースがラリーXのホームページにある。
メキシコでのラリーで、巨大経済効果
このラリーの経済効果は13億5千万円ほどもあったという。このブログでも、すでに貿易に力を入れようとしているメキシコをWRC初開催にからめて記述した。
WRCラリーメキシコとFTA
今回、わざわざこう言うことがニュースになって流れてきたのも、経済成長をめざすメキシコがラリーに期待していたことの現れであろう。なら、やはり、FTAとWRCには関係がなかったわけではなかった。このラリーの後、メキシコのビール会社「コロナ・ビール」がスバルのスポンサーになったのも、そういう文脈で読めば納得だ。

ということで、こういう話になってくると、いちばん経済成長したい国はどこだということになるとそれは、中国だと言うことになって、中国のWRC開催も間近かなと、中国がWRCをするとラリージャパンはなくなるかなと、そういう方向のうわさが現実味を帯びてくる。やっぱし、今年ミツビシが出ないのは、そういう(ラリージャパン定着という)戦略上、まことに痛いといわざるを得ない。

カシミール3Dでランドサット画像

カシミール3Dでは、いままでからランドサット画像をサポートしていたが、今回、かなりお手軽にランドサット画像が使えるようになった。カシミール3Dでつかえる空中写真の有料サービスのスカイビュースケープ(年額2,625円)がランドサット画像を配信し始めたからだ。

いまのところ日本周辺とカムチャツカ半島を配信しているが、今後、全世界を順次サポートしていくらしい。11月にはヨーロッパのデータがつかえるようになる。

日本周辺と言っても、朝鮮半島がすっぽりと入っているので、あの北朝鮮を見ることもできる。

私の家は判定できなかったが、学校のグランドや大きな公共施設などは十分に判読できる。分解能は50m程度というところか。こんなものが、個人レベルで自由に使えるというのはすごいことだ。カシミール3Dの先進性には驚かされる。2625円でコレだけ感動できるのは安いものだ。

カシミール3Dのホームページ

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葦浦史穂の本


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