練炭自殺のノウハウ
ずいぶん前に、雑誌「現代林業」に女性のエッセイストも書いていたが、練炭で自殺する人が増えているけど、練炭に火をつけるのって結構大変じゃないのかなと思う。こういう人たちは、インターネットで情報交換をしているらしいから、練炭自殺のノウハウについても情報交換をしているのかもしれない。
しかし、自殺の情報交換というのはむずかしい。上手くいった人は死んでしまうからだ。となると、いろいろと実験をして、練炭のつけ方についてもそのノウハウが確立されているということもありえないではない。
いやいや、もしかしたら、こういうことはまったくの杞憂で、いまごろの練炭は、マッチ1本でつくようなことになっているのかもしれない。もしそうなら、火のつけやすい練炭は販売禁止も考えたほうがよい。
「なかなかつきませんねー」
「そっちの新聞紙とってくれる」
「マッチがなくなっちゃったよ」
「あ、はい、こっちにライターありますよ」
「それにしてもスゴイ煙だなぁ」
練炭自殺の記事を見るたび、こういう会話が交わされていたのではないかと思ってしまうのである。
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