「ゴジラ」対「大怪獣ガメラ」
NHK-BSで、ゴジラ大会が始まったが、きのうは、1954年版「ゴジラ」であった。また、シネマ080というCS110のチャンネルが動き出しており、こちらはWOWOW系ということだが、今月は無料で見られる。シネマ080では、今月ガメラのが2作放映される予定だ。ということで、少し前にシネマ080で1965年の「大怪獣ガメラ」を見た。
これら2つのモノクロ映画は、日本の特撮映画の黎明期(「ウルトラQ」も65年?)の作品だが、モノクロ映画だけに画面に頼らないしっかりしたストーリーである。見比べてみると、「ゴジラ」はあくまでシリアス、「大怪獣ガメラ」は子どもが登場し、お子様向けという印象だ。
とくに「ゴジラ」は、ゴジラ登場シーン以外の絵が1954年という時代そのものが映し出されていて実にシブイ。第5福竜丸のこともセリフに出て来たりして、ゴジラそのものが、反核というムーブメントに乗っかったようで、そういう意味でもシリアスさが貫かれており、今まで見たすべての怪獣映画と、明らかに一線を画する、ある意味異色の怪獣映画だろう。
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