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2005/08/24

鉄道ファン 274-276

20050824

 出石鉄道のまとまった資料としては、「鉄道廃線跡を歩くIII」や「出石考」があるが、鉄道ファンの274-275に3回に分けて掲載された、「鶴のくる里を走った出石鉄道」は、資料性としてはもっとも重用であると思う。私は、昔、鉄ちゃんだったころ、鉄道ファンを定期購読していたこともあり、この3冊とも所有していたが、その後散逸してしまい、今になって、この3冊を再び買い求めたのである。

 274には、出石鉄道の沿革と営業当時の時刻表、現在(といっても1981年ころのだが)の遺構の写真、275には、鉄道跡の空中写真と使用されていた蒸気機関車に解説、276には、蒸気機関車以外の車両の解説とまとめという構成だ。274と276はお盆に大阪に帰ったときに日本橋の鉄道模型ショップで購入した。そして、275はネットで探して注文し、きょう届いた。

 1984年に発行されたこれら3冊を読むと、人の話がたいへんに貴重であるように思う。遺構も大事だが、残るものは残るのだし、出石鉄道を覚えている人の話を残していく作業も重要であると考えているところだ。

安保彰夫, 1984. 鶴のくる里を走った出石鉄道. 鉄道ファン 24(274-276).
大野雅弘, 1997. 出石鉄道. 鉄道廃線跡を歩くIII 132-134. JTB.

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コメント

やっぱり何処でも興味あることには顔を出していますね。
久住さんの話も楽しかったようですね。一度但馬学にも顔をお出しください。次回は8月27日。豊岡赤木邸で防災の話を聞きます。詳しくは中田さんに聞いてください。城崎駅UPしましたよ。ホンネはいつ屋根を変えたか・ポーチをつけたかが知りたいのですが・・・そのうちわかるでしょう。

コメントありがとうございます。27日は、ちょっと無理ですね。赤木邸には、仕事でいったことがありますが、庭にあった国分寺の礎石らしきものが大変気になりました。

城崎温泉駅の記事は見させていただきました。少し手持ちの鉄道系資料とかも見ましたが建物をいじった時期はわかりません。

鉄道ファン・・思わず買ってしまいました。日高から村岡に抜ける鉄道敷きも面白いかもしれませんね。
赤木邸UPしましたよ。

え、出石鉄道ののっている鉄道ファンを買ったんですか?それは、すごい。

但馬軽便鉄道は、鉄道ファンの出石鉄道の記事にも詳しく触れらているほか、日高町史下巻にも記載があるようですが、手元には、

静修校区「歴史探訪の記録」編集委員会, 1995. 歴史探訪の記録

というのがあり、それによると伊府のあたりに路盤跡があるようですね。また、見に行きましょう。

それより、10日よろしく。

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