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2006/01/24

JTB版世界地図

世界地図百科正式な名前は「現在・過去・未来がみえる世界地図百科 (2006年版)」という地図帳を買った。実は、昨年から、こういうMookっぽい世界地図帳がたくさん出版されていることは、地図好きとしては大変気になっていたのであるが、7~8種類くらいは出てそうなので、全部買うわけにもいかず、見てみぬふりを押し通してきたのであった。

ところが、今月の月刊地理の書評欄で太田弘氏がスバリこの本が一番だと推していらっしゃったので、即、購入したのである。推薦理由は、主題図の面白さと地図帳部分の美しさを上げておられたが、たしかにその通りである。

世界のビックマック(マクドナルドで売っているハンバーガーね)の価格分布やら、売れている自動車メーカーなど、いままで余り見たことがないような主題図も多く、大変楽しめた。地図帳部分は色は美しいのだけれど、昔の地図に比べてやたら字が大きいような気がして、全体的には緻密さに欠けるような印象を受ける。

ま、しかし、この程度のアトラスが1680円というは、実に驚きである。数が出るという自信からの価格設定なのだろうけれど、印刷技術の進歩でカラー印刷が安く出来るようになったということもあるのだろう。

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コメント

思わず、こちらのアフェリエイトにて衝動買いしちゃいました(^^)

あ、編集長、毎度ありーです。

せっかく注文していただいたのにこんなこと書くのもなんですが、購入2日目に思うのは、地図に使われているフォントの貧弱さも目に付くような気がします。これは、この地図だけのことではなく、あの国土地理院の地形図も2年前くらいに、フォントを変えて、それのために恐ろしく陳腐な感じになってしまったと私は思います。

結局、地図つくりもコンピューターでやるようになってきて、コンピューターにないフォントは使えないというのが理由のようですが、フォントというのもコンピューターの限界の一つかなと思ったりします。

さっき届きました。かなり面白いです。なんだか小さい頃イメージしていた「世界の中の日本」から、ずいぶん変わって来ているのだなあ、と他諸国との比較を見ながら思いました。

ipodは日本が一番安いんですね。アメリカとかに行ったら、もっと安く買えるんだろうと、勝手に誤解してました。とかね。

ああ、とどきましたか。

iPodの地図は、円が強いということだという注釈が入っていますが、アメリカから輸入するときに特に強いということなんでしょうね。

この手の地図でいつも思うのは、平均寿命がいまだに30歳代の国があるのだということです。少し前は、シエラレオネが最低だったと思うのですが、今は、スワジランド35歳が最低ですね。エイズが原因らしい。

平均寿命の話は会社で話題になりました。ウソ?ってな感じでしたが。

それから、
地図のフォントの話。確かにみにくい。地図を見せたら多くの人が(といっても会社の数人)が口を揃えて「フォントが悪いんじゃない?」とのこと。どうすれば良くなるのかはわからないけれど、フォントに問題があるのは直感的に分かりますね。これって何なんだろう。

すっと頭に入ってこないのは、字の大きさとか、フォントの使い分けとか色とかに対する配慮が足りないからなんでしょうかね。ふーむ。

フォントの件はあたらしく項目を立てました。こちら

古今書院の月刊雑誌「地理」の書架を書いています太田です。
書評を見て購入されたBlogを拝見し、書評の執筆の責任を痛感しています。この1月から24ヶ月担当することになり、少々、困惑しています。一ヶ月があっと言う間にやってきて、次にどの本を紹介すれば良いのか・・・と日々、迷っています。
しかし、何人?何十人?何百人?かの「地理」の読者の皆さんがこうして、私の書評を見て、何らかのアクションをしていただけると、益々、身が締まる思いです。
これからも、毎号、毎号、「これぞ!」と思うものを紹介してゆきたいと思います。
4月号は、「地理」の書架では初の新刊地図を紹介します。
普通、この書架は書籍のみだそうですが、編集部にお願いし、地図を紹介させていただくことにしました。
今回、ご紹介するのは、(財)水路協会・武揚堂が昨年から出版している「海・陸情報図」です。
少々高価(3150円)ですが、特に「伊豆半島」は「買い!」です。今まで、海図と地形図は別の概念で、また、違った目的で作成されて来ましたが、今回、初めて・・・国の機関の地図をベースにわが国の陸と海の地図が繋がることになりました。

ぜひ、手にとって見て、ご意見をお寄せください。

また、雑誌「地理」もよろしく!お願いします!

おっと、本人登場!!

月刊地理は本屋に頼んで定期購読+配達してもらっていますので、毎月確実に読んでいます。書評欄(「書架」)も楽しみにしているコーナーの一つです。月刊地理は、地理教育関係者の楽屋落ちネタが何のことわりもなく大きな顔をしていることを除いてはたいへん楽しくユニークな雑誌だと満足しています。

「海・陸情報図」も面白そうですね(そちらのブログで写真は見ました)。最近、私の分野である森林に対して漁業関係者の関心が高まり、漁業関係者が漁場を守るための植林などもされていますが、そういう、陸と海の交流を象徴する地図のように感じました。是非近くの地図を手に入れたいと思います。しかし高いですね。

今後ともよろしくお願いします。

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