国土地理院、電子基準点「沖ノ鳥島」の測量成果を提供開始
国土地理院は、4月1日から、電子基準点「沖ノ鳥島」の測量成果の提供開始を始めると発表した。
本土から離れた特異点の測量成果を提供するという意義だけではなく、海洋法条約の「人間の居住または独自の経済的生活を維持することのできない岩は、排他的経済水域や(専用水域となるべき)大陸棚を有しない」への対抗策への1歩と見ることもできないではない。
ま、電子基準点による自動観測が「独自の経済的生活を維持」となるのかどうかはともかく、この測量成果を生かすことが日本における沖ノ鳥島の意義を高めることになることだけは事実であり、そういう意味では「1歩」と評価したい。
リンク: 電子基準点「沖ノ鳥島」の測量成果を提供開始.
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