永楽館復原工事第1回現場見学会
2008年6月完成を目指しいよいよ始まる永楽館の復原工事の本格的着手を前に、復原前の永楽館の見納めともなる第1回現場説明会が開催された。説明会は2回公演で、私は2回目に参加したが、1回目も80人ほどの参加者があり2回目も50人程度参加されており、かなりの盛況であったようだ。
豊岡市教育委員会の方、工事の川嶋建設の担当の方、設計管理の福岡建築事務所の福岡さん、そして川嶋建設の田中棟梁が説明をされ、永楽館の歴史、復原工事の概要、現在の状況などについて説明された。復元工事は永楽館がいちばんにぎわっていた大正11年ごろの状況に正確に復原すること、現状を細かに調査して記録に残っていないような施工状況も極力再現することなどが説明された。
廻り舞台も復原されるが、とりあえずは人力で動かすように復原し、状況を見ながら動力で動かすかどうか考えるということであった。チルホールを使って少しだけ動かす実演もあった。
現場見学会は来年2月に第2回目が開催予定で、以後、2ヶ月に1回の割りで開催される予定である。
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