ジュール・ヴェルヌ版「ダイ・ハード」
ジュール・ヴェルヌ著「地の果ての灯台」を読み終えた。前に書いた電子出版のものを携帯電話で読んだ。
この物語は、南アメリカのマゼラン海峡よりまだ南西にあるエスタードス島のジュアン岬(いずれも実在)に灯台ができ、3人の灯台守が無人島に残るところからはじまる。しかし、この無人島には灯台建設前から海賊が住み着いており、灯台守3人のうち2人が海賊に殺されてしまう。残された一人が・・・。と、映画「ダイ・ハード」(特に「3」かな)を彷彿とさせる筋書きである。1901年の作品というが、この「ダイ・ハード」感は古さを感じさせない。映画化されたとあとがきにあったが見てみたいものである。
電子出版の世界には、まだまだヴェルヌの掘り出し物があるので、なかなか抜け出せそうもない。
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