歯舞諸島の名称、歯舞群島へ
硫黄島の次は、歯舞諸島だ。
硫黄島は、その読みを「いおうじま」から「いおうとう」へ変更してほしいと地元自治体から要望が出され、期せずして人工衛星「だいち」の地形図分野の初仕事となる地図においてその成果(?)が出版された。
そして、今度は歯舞諸島。歯舞諸島の名称を、「歯舞諸島」から「歯舞群島」に変更して欲しいと根室市が国土地理院に要望書を提出したという。ただし、硫黄島のいきさつは良く分からないが、歯舞については、政府の申し入れに対して国土地理院が「地元の要望があれば」と回答したことに対し、政府が根室市に働きかけて要望書を提出したらしい。うーーん、なんかなー
そもそも、「群島」とは、諸島のうち塊状のものということになっているが、果たして歯舞は塊状だろうか。名称統一を図ることには異論はないが、ここはむしろ「諸島」で統一したほうが良かったのではと思ってしまう。
しかし、実のところ地理的には「諸島」で、法制面で「群島」が用いられており、科学的には「諸島」が正しいのではないかと考えられる。国土地理院がどのような判断をするかが面白いところであるが、純粋科学的に「諸島」を採って欲しいと僕は考えている。ここで、「群島」を採るのは科学が政治に屈するという感じがしないでもない。
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