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2008/01/27

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」と「月刊むし」2008年2月号


嫁はんに雑誌の購入を頼まれたついでに、福知山の本屋でうわさの「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」を購入した。本書の第1作は、去年の春に読んだが、森林関係で若干気になるところもあったがおおむね好意的に評価できる内容でいい本だ思っていたのであるが、なんと、この第2作では外来種擁護論者の池田清彦が登場しているではないか。

本書における池田清彦の話は不正確な部分も多く、もともと虫の好かないヤツでもあり、非常に気分がわるかったい。とりあえず、一つだけ揚げ足を取っておきたい。外来種対策がブラックリスト方式でなされていることについての発言。

僕を含めて多くの学者は、外来種の規制には「ホワイトリスト方式」を提案したしました。ところが、環境省は「ブラックリスト方式」にしたんです。 ホワイトリスト方式というのは、国内に入れても大丈夫だという生物種のリストをつくって、それ以外の生物種を全面輸入禁止にする。(P271)

通関の話と、外来種対策の話がごっちゃにされているが、日本は、通関に関してはホワイトリスト方式である。環境省は、日本に入ってしまった外来種についてブラックリスト方式で対策を行っているのであって、通関は別の制度として動いている。

ブラックバスの駆除が業者によって行われていてこれは税金の無駄遣いと軽く書き流されているが、これについては、むかっ腹が立つ。

今月の「月刊むし」(2008.2)、「虫屋が実践する昆虫の保全 5」は但馬地域にも縁がある我らが永幡嘉之氏が山形におけるブラックバスの駆除について書かれている。彼は、ゲンゴロウ類の保護という立場から、市民運動としてブラックバスの駆除を実践しておられる。今回の記事はフォトレポートのような体裁だが、ため池の水を抜きブラックバスを駆除するという大掛かりなものであるが、

駆除したオオクチバスには卵巣が発達していた。2年以上継続して駆除しなければ、翌夏には繁殖してしまう。

と、さらっと書いてある。もう1回やるってか。永幡氏には、ブラックリストもホワイトリストも環境省の対策も法整備も関係ないのだろう。目の前の、ゲンゴロウ類トンボ類やジュンサイなどが消えていくのを黙って見ていることができない。ただそれだけを原動力に、周りの人を巻き込み、ため池の水を抜くのだ。最近の「月刊むし」を読んでいると、在野のブラックバス駆除は大きなムーブメントになりつつあるようだ。しかし、水の抜けないダム湖の駆除が難しい。我が但東町の但東ダムにもブラックバスがはびこっており、なんとかしたいものである。

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