皿谷能子「ようしゅやまごぼう」
父親の手術で関西医大附属枚方病院に行ったが、ここには日本画家の皿谷能子の作品が19展示されている。その中で大変に気になるのがこの「ようしゅやまごぼう」だ。ヨウシュヤマゴボウなど植物に興味のある人なら誰でも気にも止めない種ではないだろうか。しかも添え物に咲いているのはセイタカアワダチソウだろう。セイタカアワダチソウが小さいのも、荒地らしい感じがしてスーパーリアリズムだ。こういう、なんでもないの極致に目を開く作者の感性に拍手だ。
あとおそらくコバノミツバツツジとセイヨウタンポポを描いたと思われる「みやまつつじ」なんかもツボを刺激してくれる。
枚方病院に展示されている絵はこちらで見れる。日本画でありボタニカルアートでもある。
« 平城遷都1300年祭マスコット | トップページ | 来年のパリダカはアルゼンチン~チリに決定 »
「生物」カテゴリの記事
- 香住区 沖浦鉱山跡でコキクガシラコウモリの出産哺育確認(2016.07.11)
- コテングコウモリの体表面温度の日変動(2016.05.08)
- イワツバメ初認(2016.04.02)
- オシドリ♂(2016.03.31)
- 谷山川放水路(2016.03.20)
コメント