「鹿男あをによし」#5~#7を見た
このブログで「鹿男あをによし」の感想が#4で止まっているということで、なんとDVDに「鹿男あをによし」の#1~#7を入れて届けてくれた人がいる。感謝!
というわけで、#5~#7を見た。原作では藤原君(♂)が銀塩カメラにこだわっているというのが、あとあと問題となるのだけれど、藤原君が女性化したドラマ版では、藤原君が銀塩カメラにこだわるわけもなく、写真というキーワードは出てこない。そうなると、ネズミの運び番については、小川らが自力で見出さなければならなくなるのだけれど、このことと、藤原君が女性化しているということ自体が重なって、とくに#7は、原作に比べると話のスピード感がずいぶん違う。ドラマの#1~#6に比べても、#7は話のスピード感がなく、少し間延びした感じを受けた。
藤原君女性化で、原作では(ドラマに比べると)堀田が生身の女性としての匂いが強いのだけれど、これがずいぶん弱められている感じがするのと、逆に、小川と長岡の関係が強く描かれているところが、青少年保護に気を使っているのかなぁという感じがする。となると、ひょっとすると、原作の最後の場面はドラマでは全く違うということも考えられないではなく、ちょっと期待しているところではある。
ま、それでも全体的には原作にかなり忠実であり、カメラワークも面白く、大変に楽しんでいるところである。
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