平城マスコットの作者に拍手
平安遷都1300年祭のマスコット(早く名前付けてやって欲しい)について批判的な意見が噴出しているようだが、名前も付く前からこんなに盛り上がるキャラって、話題性としては素晴らしいのではないだろうか。
そんな中で作者の籔内佐斗司氏が、丁寧に冷静に自分の意見を述べておられることにも感心する。いままで、こういうマスコットについて、こういった議論がなされたことがあっただろうか。
たとえばひこにゃんのような「あ、かわいい」というようなキャラが決められていれば、私もまだ平城遷都1300年祭について考えたこともなかっただろうし、ニュース記事としても「キャラ決定」「キャラに批判」「主催者側当惑」「作者冷静に回答」と、少なくとも4つのネタをもたらしている。テレビでも既に述べ1時間以上放映されているらしいし、PR効果抜群だ。いまのところ戦略的には成功していると言わざるを得ないのではないだろうか。
私自身も、このブログでこのマスコットについて書いた。しかし、「子ども泣く」とは書いたがこれは状況説明であり、このマスコットを批判する立場ではない。
主催者側には、もっと自信を持ってもらいたい。ここまで、みんなに真剣になって議論してもらっているマスコットである。それはある意味、1300年祭についての期待なのであろうし、マスコットへの愛情なのかもしれない(「このマスコットが不憫だ」と思うならそれも愛情だろう)。このマスコットを引っ込めたところで、これを越えるマスコットは決して産み出せないと断言できる。
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