GoogleMapのKML、OGCが採択
「Google Earth」の地理情報フォーマット、国際標準化団体OGCが承認
世界制覇を目指すGoogleは、そのGISのデータフォーマットであるKMLを、GIS系の標準化団体OGCに採択してもらったようだ。ま、いくつかある標準フォーマットに加えられたということで、KMLでなければダメというわけではない。
しかし、すごいなぁ、Googleって。GISでも牙城を築くのか。フォーマットが標準化されたということより、標準化によってGoogle EarthとGoogle Mapが一段と強力なものになるということのほうが他者には驚異だろう。とりわけ、民生レベルのインターネットでは、確実にKMLが標準となるだろう。
となると、きのう(14日)発表された「地理空間情報活用推進基本計画」が、実にむなしく見える。政府が、産官学でとかいってるうちに、Googleは、どんどん突っ走っていく。この計画によると、国はGML(これもOGCの標準のひとつ)でいく方針のようだが、KMLに勝てるだろうか。
« せんとくん | トップページ | というわけでKML使ってみました »
「GIS」カテゴリの記事
- GoogleMapsで国土地理院空中写真を表示させる(2013.11.04)
- 教育委員会所管の基準点(2011.07.31)
- 森谷三角点(2001.10.20)
- E30HTでWinMoSquareを使ってみた(2010.05.22)
- E30HTでモバイルGoogleマップ 4.1.0 を使ってみた(2010.05.22)
コメント