神崎煉瓦ホフマン式輪窯
きょう、下の子を合宿から回収するついでに、舞鶴市の由良川河口のホフマン窯と呼ばれるレンガ工場跡を見に行ってきた。ケータイで撮った写真なので、まずい写真。舞鶴のレンガ建築の供給源となったところだ。鉄には有名な北近畿タンゴ鉄道の由良川橋梁よりも海側、本当に海水浴場の隣みたいなところにあって、ま、ここから船で運んだというのもうなずけるが、それにしてもという立地だ。
昭和30年ころにはレンガは焼かれなくなったという。現在は、コンクリートブロックを作っている会社の敷地内にあって、よく取り壊されずに残ったものだと感心する。かといって残そうという努力がされているようにも見えず、煙突の数もだいぶ減ってきているように見えた。近代化遺産というより廃墟という言葉が似合うかも。
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コメント
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その窯は、レンガを焼く窯ですか?
縦長で、容積はあまり確保できないような?
煙突を長くして、火力を高めるようになっているのでしょうか?
投稿: ひろさん | 2008/08/31 08:47
写っているのは煙突で、窯自体は長円形のものだったようです。窯の復元模型(実物大)は舞鶴赤れんが博物館にあります。炭窯でいえば、黒炭はさめるまでは取り出せませんが、レンガも当初はそうだったようです。ホフマン窯は、くわしいことはよく知りませんが、部分的に焼けたものを取り出せて、連続的にレンガが焼ける画期的なものだったようです。
ホフマン窯は一時は忘れ去られた窯で、比較的最近に「再発見」されたらしいいです。
投稿: ageee | 2008/08/31 13:44