松山市のメタボおじさん
こういう「ひょうたんから駒」型のゆるキャラっていうのは、厳密に言えばゆるキャラなのかなという気もしないではないが、「“ゆるキャラ”の仲間入りをするのが夢」という作者のコメントも微妙。
"ゆるキャラ"=「癒し系」という誤った認識が蔓延しつつある。本来、「ゆるキャラ」とは、「ゆるいキャラ」なのであり、地方自治体の担当者の熱い思いから生じた上滑り感を楽しむものであって、「目指す」ことのできないカテゴリーともいえよう。
ところで、松山市保健所は「健康ぞなもし松山」というキャンペーンも展開中で、このキャンペーンにはキャラクターの設定がある(こちら)。「けんこう3きょうだい」の「あゆむ」「こころ」「たべぞう」だ。こういう地味目のキャラクターをじっくり味わうのが、始祖みうらじゅん氏の正しい「ゆるキャラ」の道という気もする。メタボおじさんの登場により、「けんこう3きょうだい」が忘れられるのであれば、大変不憫に思うのである。
« なんで、但東町相田やねん(笑) | トップページ | Yahoo! テレビの「My番組表」が陳腐化 »
「ゆるキャラ」カテゴリの記事
- 玄さんの隠された過去(2010.02.13)
- 国民文化祭 京都2011のキャラ(2009.07.28)
- せんとくんの兄、鹿坊です、よろしく(2008.11.08)
- 欲しい! せんとくんグッズ(2008.09.18)
- 松山市のメタボおじさん(2008.08.03)
コメント