神戸の近代化遺産
また、神戸。まずは、神戸税関旧庁舎。もともとは、大蔵省営繕課設計の1927年3月竣工の2代目庁舎だが、震災で半壊。1998年、2代目庁舎の外観とホール等を保存・継承するかたちで再建された厳密には3代目という微妙な建物。大変に重厚な建物である。中庭も必見。
神戸農林水産消費技術センター(旧神戸市立生糸検査所)。神戸市営繕課。1927年竣工。神戸税関の向かいにある。方立てが上向にとんがった感じ。玄関の上の飾りが凝ったものである。
神戸韓国領事館(旧兵庫県信用組合連合会事務所)。置塩章(置塩建築事務所)。竣工1929年。つい、「韓国領事館」に印象が引っ張られるけれど、竣工時は信用組合連合会事務所で、ま、別に普通の建物だったわけだ。方立ては天然石。
東遊園地事務所。これは過去に東遊園地付近にあった神戸クラブの建物を模して建てられたもの。したがって、厳密には近代化遺産ではない。
こちらも同じく、レストランであるが神戸レガッタ・アンド・アスレチック・クラブの建物を模して建てられたものである。
こちらは、本当の番外編。貿易センタービル前のモニュメントなんだけれど、ツタからまりまくりで、神戸で突然、第三火薬廠に出会ったような感じ。葉っぱがあるときはそれなりにきれいなんだろうけれど。
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A:神戸税関旧庁舎
B:神戸農林水産消費技術センター
C:神戸韓国領事館
D:東遊園地管理事務所
E:レストラン
F:貿易センタービルモニュメント
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