志楽ダイヤモンド会館(2009.7.11)
この建物は、7月11日の舞鶴近代化遺産ツアーのときにべーさんに教えてもらった建物で、走行中の車の中からあわてて撮ったものである。先ほど、じっくりと眺めてみると、「志楽ダイヤモンド会館」の看板が上がっていることに気がついた。おっと、これが志楽ダイヤモンド会館か。
志楽ダイヤモンド会館とは、松尾寺駅の駅舎の保存活用を目的としたNPO法人「駅舎と共にいつまでも」の設立総会が2008年12月10日に開催された場所である(こちら参照)。
で、建物だが、いかにも昭和初期な建物である。旧役所といった風格もある。サイディング貼りになったのはすこしいただけない感じではあるが、それでも使い続けていこういう意気込みは感じられる。ファザード部の意匠はサイディングになっても重厚感を感じる。もともとの状態の写真を見てみたい。
この建物についてはこちらに若干の記述がある。これを読むと、もともとはJA志楽支店であったものを、志楽ダイヤモンド協議会が譲り受け、府の補助金と地元企業や住民の寄付で改修したもののようだ。改修竣工は2008年4月。1年ちょっと前。協議会のホームページを見ると、「駅舎と共にいつまでも」は協議会の1部会という意味合いが強いようだ。
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正面のマンザード屋根、車寄せのペディメント。
いかめしい感じはやはり元役所に見えます。
詳細が知りたいところですね。
所有者が、松尾駅の改修にかかわっている方たちで良かったです。
この建物にも理解あるでしょうから。
そういえば、2年か3年前に舞鶴へ仕事に行った時はまだJAだったのを思い出しました。
投稿: べーさん | 2009/07/25 20:14
コメントありがとうございます。砲台の攻略法考えています(笑)。
JA志楽支店の前にもなんらかの用途があったのでしょうね。そのあたりの詳細が知りたいですね。
投稿: ngai | 2009/07/25 21:35