丹波の味 山椒やまぶき
「丹波の味 山椒やまぶき」である。ま、フキなんだけれど、畑で作るぶっといフキじゃないよということで「やまぶき」なんだろうし、べつにキク科の草本のフキ Petasites japonicus (Sieb. et Zucc.) Maxim. のことをなんと呼ぼうと知ったことではない。バラ科の木本のヤマブキ Kerria japonica (L.) DC. と異物同名になることが気になるけれど、木本のヤマブキが佃煮になるはずもなく、植物をなんと呼ぼうが、基本的には人の勝手だ。いや、ヤマブキの新芽の佃煮ってありえなくもない。やっぱりややこしいか。
しかし、いちばん気になるのは、「山吹色」という言葉の存在だ。この山吹色という言葉は、金塊などを表現するときに必ずと言っていいほど用いられる言葉で、もちろんバラ科の木本から来ている言葉だ。この「山吹色」という言葉の知名度の高さを前にして、フキを「やまぶき」と言っちゃうのはちょっとねというところ。
山吹色 #F8B500 R:248 G:181 B:0 H:44 S:100 V:97 L*:79.45 a*:25.07 b*:105.09 10YR7.5/13 |
ちなみに「丹波の味 山椒やまぶき」の現物はこちら。ま、うまい。
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