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今回2日目となる本日(9月22日)は、きのうの3名に加え、女子1名を含む3名増員の6名での砲台探検となった。ハイキングコースになっている建部山、車横付けできる槙山、そして、ちょっとは探検らしそうな金岬とどちらかといえばお手軽な行程。天気はなんとかもった。
舞鶴とれとれセンターに集合して、まずは建部山。舞鶴市喜多の登山口から頂上をめざす。ハイキングコースの看板もあり気分はハイキング。およそ1時間ほどで頂上に立てた。山頂は公園的に草刈も行き届きゆっくりと弾薬庫等を観て回れた。昼食をとって下山。まあ、観光地を一つこなしたという程度の感じかな。片道3kmのハイキング。
上の写真の3連の弾薬庫はふつうのアーチだけれど、単独の弾薬庫は
なんと楕円アーチ。明治期の砲台で弾薬庫に楕円アーチを採用しているのは、ここのみ。たいへんユニークな弾薬庫である。ただ、車横付けできるだけあって、いろいろなものが弾薬庫に放置されており、荒れた感じの砲台であることは否めない。
いきなりこの門柱。門柱を確認した砲台はここが始めて。吉坂は堡塁であるがここではたしかに門柱があったが、それは堡塁であるからと思っていたが、砲台でも門柱があるところがるあるのだ。
というわけで、大変に大規模で豪華な砲台である。とくにスプリングライン以下の煉瓦の目地は山目地仕上げで、これは、舞鶴明治砲台ではここのみに見られる。玉石が随所で見つけられ、なにか賓客も迎えたかのような砲台であった。
ということで、2日目の成果としては金岬が予想を超える規模で、しかも質的にも高いものをもっていることを知ることができたことが大きな成果であったと思う。それと、簡単にいける砲台は荒れ方もひどく、砲台はある程度アプローチ困難なのが頃合かなというの率直な感想である。
これで、明治期の砲台はすべてを見て回れた。厳密に言えば博奕崎電灯のみ見ていないのではあるけれど。それと、第2次世界大戦期の防空砲台を含め、明治期よりあとの舞鶴の防禦遺跡を巡りたいところではある。、また、行程を練るので多数のご参加を期待したい。
7月に舞鶴の葦谷砲台を見に行って、他の砲台を回ろうという話はできていて、で、シルバーウィークに2日かけて明治の陸軍砲台を全部回ろうツアーが企画された。本日21日は、第1日目で、どちらかというとマニアックよりの本当の探検という雰囲気の行程を組んでみた。
参加したのは、私と、べーさん、ワークス・ドモト氏の3人。浦入砲台、博奕岬電灯、吉坂堡塁を回るというスケジュールであった。とりわけ、浦入砲台は発電所の隣接地にあり、最近はあまり行った人がいないようではあるが、ちゃんと遺構が存在したどり着けることが実証できた。博奕岬電灯は海自の門に阻まれて挫折。吉坂は関西電力の地図をたよりに到達できた。
写真のとおり浦入砲台にはなんとか到達できた。一部煉瓦の破片が散乱しているのも見たので、発電所の工事で一部が取り壊されたことはあるのかもしれないけれど、けっこうな遺構が現存していた。砲台おなじみの弾薬庫のほかに砲座と思われる遺構も見られた。
また、この浦入砲台から少し登ったところにこのような遺構が。
なんとまた大胆な楕円アーチである。陸軍砲台とまったく仕様が異なるこの遺構は、海軍の防空砲台のものかもしれない。コメントでヴぁも氏から浦丹生水雷衛所ではとのご指摘があった。
陸軍の弾薬庫(冒頭の写真)にはコウモリのコロニーが。けっこうな数である。おそらくキクガシラコウモリ。繁殖の可能性があるので、5月~6月には行かないでほしいことと、弾薬庫の中でタバコを吸わないようにお願いしたい。
地図を見て車で上がれるはずと思っていってみたものの、海岸近くでこの門扉。とりあえずは、今回は退散することにした。今回はね。
今回は関西電力のホームページの地図をたよりに、高浜町の杉森神社から登攀した。杉森神社の本殿右方から関西電力仕様のプラスチックの階段が登っているので、こちらを登れば難なく堡塁に到達できた。「難なく」というのはルートは難なくわかったということで、登りは当初の勾配がきつくかなりたいへん。
途中に付属堡塁がある。こちらも、「付属」とはいえ弾薬庫を備えた本格的なもの。
きょう、あちこちで見かけた境界石らしきもの。表示は「陸界28」。「海界」という表示のものがあり、海軍と陸軍入り混じった舞鶴要塞で両軍はりあっているなぁというところか。
本堡塁にあった砲座と思われる遺構。
ラストは吉坂で見つけた天然シイタケ。天然シイタケは生涯2度目の出会い。前回は取り忘れたが、今回はしっかりと持って帰ってきた。写真はドモト氏撮影。
で、あしたは、建部山堡塁、槙山砲台、金岬砲台を回る予定。天気が心配。きょうに比べると一般向けコースなので6人の参加予定。
ロドリコ漂着から400年ということで、きょうから千葉県立中央博物館大多喜城分館で「企画展 日本メキシコ交流の歴史−ロドリゴ漂着から400年」が開催されます。
三浦按針のミュージカルもあるらしいし。
「ANJIN~イングリッシュサムライ」(銀河劇場、天王洲アイル) 市村正親 藤原竜也 [公演情報]
ちょっと漂流系がにぎやか。
本も。これは漫画?
以下は私の漂着データベース
ウィリアム・アダムス(三浦按針)の漂着(H1600a)
ドン・ロドリゴ九十九里浜に漂着(H1609a)
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