CO2の森林吸収量、日本不利の新ルール有力に
まあ、なんていうか、文字通りルールなわけで、100メートル走がなんで100メートルなのかというのに理由がないのと同じで、合理的根拠を求めてはいけない。私の関心は、そのルールがなにをもたらすかということにある。
今回途上国が推す案では、1990年時点と13年以後のCO2吸収量を比較し、減っていればその差を排出量と見なす。日本では現在、森林吸収量が減っているため、1・5%の排出増になる。鳩山政権は「25%削減」という突出した目標を掲げたが、仮に森林吸収の途上国方式が採択されると、目標は「26・5%」へかさ上げされてしまう。
ということらしいので、もっと間伐ということになるのか、あるいは、皆伐して新植せいということなるのか。再造林は正論ではあるが、シカがおるからなぁ。
« ヤマコウラナメクジ(2回目) | トップページ | 100.0%木製のロボットアーム »
「森林」カテゴリの記事
- 林業交流会(2001.10.13)
- ナツツバキの実(2001.10.08)
- アツミカンアオイに関するメモ(2010.04.28)
- ヒメボタル(2001.06.26)
- ナツツバキ(2001.06.24)
もっと間伐ということになるのでしょうか。
また、間伐に対する補助金が増えるのかもしれません。
読売新聞の河野さんに以前取材でお会いしたことがあり、
仕事の姿勢に共感できる記者さんだったので
コペンハーゲンでがんばっているんだなあと思いました。
投稿: 本物大好き | 2009/12/17 11:10
コメントありがとうございます。
間伐の補助金が増えても、労務が筒一杯というところで、そちらをなんとかというところですね。最近は森林組合の作業班も以前に比べるとかなり若くなってきましたが、数を増やすのは大変ですね。
そのことが本当に温暖化対策になるのかはよくわかりませんが、災害防止や森林資源の充実にむけての取り組みとしてはありがたいことではあります。でも、いつ皆伐するのだろうかという疑問はありますが。
投稿: | 2009/12/17 19:22