モルタル瓦の街
山陰道を福知山からはずれて出石・豊岡を目指す街道沿いのおそらくは宿場町の兵庫県但東町久畑。古くは関所もあったという。
街を歩くとモルタル瓦に目が行く。といってもいかにも安っぽいモルタル瓦ではなく形は普通の瓦だ。冒頭の写真はモルタル瓦で一文字。シュール。
こちらは、普通の瓦の形状のモルタル瓦。
これは、石州瓦風の小口に模様の入っているような感じのモルタル瓦。
モルタル瓦の建物の全景。手前の2軒がモルタル瓦。いい味だ。
瓦はなぜか興味があってとりわけ興味深く眺めているが、こんなにいろんなバリエーションのモルタル瓦が集まって存在するのは珍しい。どういう経緯で、モルタル瓦を使っているのか興味がわく。
かと思うと、こちらはうだつのある美しい建物。
同じ物件の格子。
圓覚山光蓮寺という浄土真宗のお寺。お寺というにはあまりにも地味な建物。
光蓮寺の遠景。こういうお寺もありなんだなぁという地味さ。懸魚がなければお寺と気付かなかっただろう。
意外とミラクルワールドな但東町久畑である。
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モルタル瓦は実家の家の付属棟で未だに現役です。
付属屋もモルタル瓦も戦前もの。
当時はというか今でも「安っぽい瓦だなぁ」と思ってますww
投稿: べーさん | 2010/02/08 08:51
コメントありがとうございます
やっぱ「安っぽい瓦だなぁ」ですか。そうですよね
投稿: ageee | 2010/02/08 18:43