但馬みえちゃん登場
トミーテックの鉄道むすめに新キャラ「但馬みえ」ちゃん登場! そう、「但馬みえ」という名前はそのものズバリ、KTR但馬三江駅から。おそらく日本で唯一、単独の駅名で人名となっているこの駅は、去年5月に「コウノトリの郷駅」という愛称を与えられたものの、駅名改称までには至らず、「但馬三江駅」という人名駅名は生き残った。
で、このたびの但馬みえちゃんの誕生である。すでに豊岡のキャラとしては(初代)こうちゃん、(2代目)コーちゃん、オーちゃん、玄さん、とそうそうたるゆるキャラが登場しているが、ついに今回、「萌えキャラ」の登場となった。おじさんはすなおにうれしい。
但馬三江駅は6月に駅の改築経費600万円が予算化され、改築工事はすでに完了している。KTRの駅舎であるが、出資者としての豊岡市が経費を負担しての改築となった。大変に地味な駅であったが、そのため、建築当時の駅舎がほぼそのまま老朽化して残っており、これが補修された。昨年の愛称付与以降なんとなく注目を集め、そしてダメ押しの但馬みえちゃんの登場だ。
ところで、KTR 北近畿タンゴ鉄道であるが、京都府の鉄道というイメージが強い。宮津線と宮福線の2線からなる第3セクター鉄道は、わずかに豊岡駅とこの但馬三江駅の2駅のみが兵庫県にあり、他の駅はすべて京都府に存在する。しかも、相当な赤字路線で、京都府も京都府内関係市町もKTR維持にはかなりの予算をつぎ込んでいるはずだ。
そういう状況下で、KTRアテンダント姿のKTRを代表する鉄道むすめが兵庫県の駅名「但馬三江駅」を名乗ちゃったのは、若干の気まずさを禁じ得ない。大江山、天橋立、福知山、舞鶴などを押さえての抜擢である。コウノトリの郷豊岡市のなせる技だったのか、たまたまの人名駅が採用されたのか。しかし、転がり込んできた萌えキャラ、しっかりと活用して行きたい。
これで、日本中の鉄へ但馬三江駅はおもいっきりアピールできたはずだ。
ちなみに、但馬みえちゃんは3月20日発売予定。2月6日の但馬三江駅完成イベントでサンプルがお披露目されるらしい。見に行ってこようかなぁw。
« 懸魚のある牛舎-旧相田小学校校舎 | トップページ | 但馬三江駅リニューアルオープン »
「但馬」カテゴリの記事
- コミケにおける「但馬みえ」コスプレの意義(2013.08.17)
- 但馬みえスタンプ解題(2012.01.25)
- 神美鉱山(工業団地側)(2011.09.10)
- KTR宮津線豊岡~馬路トンネルの鉄道近代化遺産(2011.09.10)
- 多田スミス(旧竹田中学校)(2010.03.12)
「鉄道」カテゴリの記事
- 旧塩津トンネルほか(2016.01.31)
- 旧十二越トンネル排水路でユビナガコウモリ400頭(2016.01.30)
- 第三豊岡ひいつ橋梁銘板(2014.04.19)
- 福知山線旧線歩きイベントします(2014.04.05)
- コミケにおける「但馬みえ」コスプレの意義(2013.08.17)
「近代化遺産-北近畿」カテゴリの記事
- 舞鶴博奕崎で拾った蓋付き瓶、開封の儀(2016.05.08)
- また、葦谷砲台(2016.03.13)
- 舞鶴市佐波賀のベーハ小屋(2016.03.13)
- 葦谷砲台で見つけたびん(2016.03.06)
- 葦谷砲台(2016.03.06)
コメント