舞鶴第三火薬廠 乾燥谷 25工場
乾燥谷には以前にも入ったことがあるが、今回はすべての遺構を見たのと、一つ南側の谷にも入ってみた。
乾燥場は地図のA, E, Hである。すべて同じ図面であると思われる。写真はH。
Hの内部。関本さんによるとボイラーで作ったスチームの熱で乾燥させていたらしい。配管などが残る。
乾燥場にはそれぞれ付帯する倉庫のような建物がある。地図のB, F, Iである。こちらも同じ図面と思われる。写真はB。
Iの内部。かなり泥が入り込んでいるが、建物としては掘り出せば大丈夫な感じ。
乾燥場Aの近くには、この建物が。関本さんの本「住民の目線で記録した旧日本海軍第三火薬廠」の地図によると「爆薬乾燥置場」のように思えるが判然としない。(地図C)
内部の様子。右側に見える壁は仕切りではあるが閉じていない。壁の向こう側は冒頭の写真である。
乾燥谷の一つ南側の谷にも入ってみた。地図Jの地点で見つけた構造物。井戸なのかも知れない。これのもう少し小さなものが舞鶴の砲台には必ずある。
井戸の近くのプール。沈砂池の可能性もある。壁は直ではなく勾配が付いている。
« 北丹鉄道 旧公庄駅近くのれんが橋台 | トップページ | 舞鶴第三火薬廠 高専北側の蜜蝋関連施設 »
「近代化遺産-第三火薬廠」カテゴリの記事
- 舞鶴戦争遺跡探訪会(2013.10.19)(2013.10.20)
- 葦浦史穂さんの舞鶴戦争遺跡写真集がアマゾンで買えます(2013.10.02)
- 2013年10月19日(土)、舞鶴戦争遺跡探訪会を開催します。(2013.08.25)
- 舞鶴砲台巡り アシウラ編-4(最終回) 2013.5.15(2013.05.18)
- 舞鶴砲台巡り 4月(2013.04.21)
コメント