足立音衛門京都本店(旧松村家住宅)洋館の基礎
福知山の旧松村家住宅の洋館(1912年)である(地図
)。この2枚の写真は、2010年10月23日撮影。前にも述べたが、この洋館の基礎はれんが積(オランダ積み)である。本日(2010.12.29)、れんかの寸法測定などをしてきたので記録しておく。
通風口。通風口の金物の意匠は何らかのマークであるが、当時の松村組のものなのかどうかはよくわからない。
れんがの目地は覆輪目地である。
れんがの寸法は、219.7mm×106.3mm×57.9mmであった。これは山陽新型の少し厚めのサイズで、見沼代用水元圦(行田市)の設計仕様書(218-221mm×103-106mm×54.5-57.6mm)(文献1)などにみられる寸法である。近場では、舞鶴市の浦入砲台(219.6×105.0×58.4)(地図
、文献2)に見られる。この寸法はれんがの寸法のひとつの収束型ともいわれており(文献3)、れんがとしては少し遅い目の建築である本物件の採るべき寸法とも言えよう。
参考文献
- フカダソフト, 2008. 埼玉県の煉瓦水門-樋門各部の名称と材料. WEB
- 永井英司, 2010. れんがの寸法表. WEB..
- 駒木定正, 2001. 煉瓦造の遺構および煉瓦の実測と成分分析による生産地推定に関する基礎的研究. 日本建築学会北海道支部研究報告集(74)345-352.
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足立音衛門京都本店
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舞鶴要塞浦入砲台
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