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2011/08/06

新見銀座

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新見の中心地は高梁川の東岸、駅と反対側に当たる。近年は御殿町として古い町並みを観光資源として活かそうという試みがあるが、その御殿町の中心地と佐々奈美精肉店の間に、新見銀座という商店街がある。

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写真は、銀座商店街の北側入り口。佐々奈美精肉店のすぐ近くだ。朝の7時半頃の撮影だが、中学生が自転車を点灯させて走っていたのが印象的。極めて薄暗い雰囲気の商店街である。なお、歩行者は殆どおらず、また、一方通行で自動車の通行が許されているため、歩行者・対向車がいないこと前提で車が通り過ぎるため、ツール・ド・コルスやモンテカルロ・ラリーの市街地走行SSのように車がかなりのスピードで通り抜けるのであった。

このアーケードは、1963年。

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西村益吉商店(地図A)のショーウィンドウ。"TOP MODE"の文字が眩しい。緻密なタイル貼り。

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黒瀬呉服店(地図B)。アーケードと全くミスマッチな建物である。大正末~昭和初期の建物と見た。なまこ壁。

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黒瀬呉服店の妻面。うだつの下部構造のようなものがある。屋根上にはうだつがあるのかもしれない。

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畳表の大西(地図C)。岡山県らしい業種である。2階窓がすべて観音開きであることから昭和初期かと見たが、この建物はパンフレット「御殿町まち歩き」に掲載されており、それによるとなんと明治の建物という。恐るべし銀座商店街。

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大西商店から南を見ると商店街はなにかいわく有りげな商店にぶつかる。

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田原屋(地図D)。これもパンフレットに載っている。それによると、これも明治の建物という。

田原屋は塩干物、酒や度量衡器販売、衡器修復等の商いをしてきたという。造り酒屋かとも思ったが、造り酒屋とはまた別の地域の仕切り役的な商家であったようだ。なまこ壁。

これよりは、いわゆる御殿町エリアとなり、新見市の観光開発の努力が感じられるエリアとなるのだが、取り残された感の強い銀座商店街は、少なくとも明治の建物を2つもかかえるという、凄いパワーを秘めているように感じた。特に畳表の大西は、明治の建築としては注目すべき擬洋風ともいえる建具が現存しており貴重だ。

写真はすべて7月26日撮影。


大きな地図で見る

ところで、この地図を見ると、古そうな建物は通りの南側ばかりにみられる。ひょっとすると、通りが北側へ拡幅された経緯があるのかもしれない。

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