神美鉱山跡 横坑
2011年10月2日、神美鉱山跡を再訪し、立坑の一番奥まで行ってみた。概ねの構造は上図のとおりである。前回も最初の分岐までは到達したが、この分岐で少し崩落していたので引き返して来たのだが、今回は全部踏破した。
なお、上図は概念図で方位、距離は正確なものではない。方位については概ね上が南になる。入り口から分岐までは感触としては50メートルくらいである。
分岐点から、ほぼまっすぐに進むと立坑に達した。この立坑は上向き、下向きともに掘削されており、上部は貫通はしていないようで真っ暗である。写真は立坑の上を見上げた写真。
私は、なんとなくこの横坑は長谷側の立坑とつながっているのではないかと思っていたが終点が立坑となっていたので、おっとこれは立坑とつながっていると思ったが、前述のとおり貫通はしていないようである。ただ、写真を見ると、木組みに崩落した石が溜まっているようにも見える。もう少し強力なライトで照らしてみたいところだ。
ということで、この立坑は長谷立坑とつながっていて崩落で詰まっているとも思えるし、つなごうと思って途中でやめたとも考えられる。簡単な測量をしてこの位置を特定するのもいいかもしれない。
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