但馬のベーハ小屋とりまとめ
但馬におけるベーハ小屋を取りまとめてみた。(2014.2.25 加筆)
口小野ベーハ小屋(地図A)
2010~2011年頃に藤原二郎さんが目をつけ、「経日雪原 習作 アンドリュー・ワイエス」などの作品の題材となる。しかし、この時点で、これがベーハ小屋とは気づいていない。
朝来市I邸(場所不明のため地図に落としていません)
2012年6月28日、松本智翔さんによりブログに掲載。これがきっかけで、このデザインは規格化されたタバコの乾燥施設「ベーハ小屋」であることに気がついた。
宮田ベーハ小屋(地図B)
2012年7月11日撮影。下部がかなり拡張され現在も活用されている。
堀畑ベーハ小屋(地図C)
2012年7月18日撮影。こちらは、鉄アングルでできたベーハ小屋。
石田ベーハ小屋(地図D)
2012年12月29日撮影。土壁瓦葺きのベーハ小屋。まだ、近くからは見てない。
殿ベーハ小屋(地図E)
2013年1月9日撮影。堂々たる「直列夫婦窯」
袴狭ベーハ小屋群(地図F〜I)
岡本豊博氏の調査により、豊岡市出石町袴狭に4件のベーハ小屋が現存することが判明。この4件と口小野ベーハ小屋は比較的近く、このあたりに5件のベーハ小屋があることになる。この地域においてタバコ生産が盛んに行われていたこと物語っている。(写真はすべて岡本豊博氏2014.1.21撮影)
夜久野町板生直列夫婦窯(地図J)
但馬じゃないけど但馬近傍ということで。2014年2月1日撮影。
上夜久野駅前にある古い観光マップに「たばこ」の表示が数カ所にあり、このあたりでタバコ生産がされていたのだと思ったらすぐに見つかった夫婦窯。通勤コース脇です(笑)。ヒントって重要です。
平野ベーハ小屋(地図L)
2014年2月23日撮影。行政区としては夜久野町板生。板生直列夫婦窯からそう離れていない。これも、通勤コース脇だが、これはちょっとやそっとでベーハ小屋とは見破れない。
久田和ベーハ小屋(地図K)
2014年2月23日撮影。兵庫県朝来市和田山町久田和。対岸から集落を遠望し、双眼鏡でスキャンするという新しい手法で発見したベーハ小屋。
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