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2013/07/04

舞鶴砲台巡り 2013.7.2 いきもの編

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撮影:北垣和也

お次は、いきもの編。まずは、ニホンカモシカである。京都府舞鶴市堂奥、倉梯山防空砲台軍道にて。僕にとっては人生初カモシカ。いるとは聞いていたからいつかは会えると思っていた日が来たが。ここでかあ(笑)


大きな地図で見る

カモシカがいたのは地図に黄色でマークした位置。東側は舞鶴自動車道、北と南と西は市街地で囲まれており、いわば、ほぼ孤立山塊である。こんなところにいるのなら、もっと奥山にはかなりいそうなのかも。ただ、何回も舞鶴で山に入っていて今回初めてあったということから、こういうニッチな立地がいいのかもしれない。

同行の北垣くんによると、2頭見えたとのこと。

キクガシラコウモリ。
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10:48 京都府舞鶴市堂奥、倉梯山防空砲台軍道沿いの掩蔽部。1頭。

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11:09 同じく、倉梯山防空砲台尾根筋の掩蔽部。1頭。

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撮影:北垣和也

3枚目のは、福井県大飯郡高浜町蒜畠になるが吉坂本堡塁の火薬支庫。2頭。

これら3箇所でのキクガシラコウモリの確認は新知見。

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吉坂堡塁の砲側庫にやたらいたシュレーゲルアオガエル。吉坂の砲側庫は、結露が激しかった。

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最後の写真はカンアオイ。福井県大飯郡高浜町六路谷。

兵庫県での自然系研究者に言わせると、但馬地域のカンアオイはランヨウカンアオイなのだそうだが、ランヨウカンアオイがカンアオイと亜種を異にする状況ではそういう解釈もありあったのだろうが、最近はランヨウカンアオイとカンアオイは種を異にするという考え方が広まってきており、いいのかそれで状態のように感じる。

それは、さておき在野の研究者によると、但馬から京都の由良川以西にはサンインカンアオイ、由良川以東はエチゼンカンアオイということのようで、そういう解釈でいくと、これはエチゼンカンアオイなのだろう。エチゼンカンアオイには春に花が咲くハルザキエチゼンカンアオイというのもあるという。

ま、そういうことはさておき、この株の葉はやたら大きい。但馬のカンアオイと全く雰囲気が違うということは強く感じた。

以上、今回のいきもの編、おわり。


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