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2013/07/11

舞鶴砲台巡り アシウラ編 延長戦 ・・・の下見

2013年7月2日に実施した本件については、すでに、「瓶編」と「いきもの編」を書いた。で、本編となるのだが、倉梯山防空砲台は、2009年11月22日以来2回め。2009年時の報告は、
べーさん版
EverGreenForest(以下EGFと略す)版
で読める。

また、吉坂堡塁は、2009年9月21日、2011年5月21日、2013年2月19日に続き、今回が4回目。
2009年べーさん
2009年EGF版
2011年EGF版 これが一番纏まっていると思う。
2013年EGF版

吉坂副堡塁は、2009年以来2回目であったが、本堡塁は、上記の2011年EGF版を見てもらえればと思う。

倉梯山防空砲台


ということで、倉梯山防空砲台についてはモルタルブロックの遺構の写真を上げるに留める。

P1030170

P1030159

P1030160

P1030161

P1030162

P1030163

P1030168

P1030171

吉坂副堡塁


吉坂堡塁については、本堡塁は前述のとおり既報を見ていただくこととして、ここでは副堡塁を紹介したい。

P1030189
副堡塁のいわゆる掩蔽部は舞鶴でも他に例のないレイアウトである。狭義の掩蔽部は一つしかなく、その脇に水源関連施設と思われる施設が2棟ある。この構造物、写真の奥からA、B、Cと呼ぶことにする。

P1030191
構造物Aは、沈砂池のような感じである。この手の設備は他の砲台でも見かけることがあるが、ここのようにかまぼこ型の構造物の中に入っているのはここのみで見られる。

P1030190
構造物Bは、貯水槽から水を汲み上げる井戸のような施設。このタイプのものもここでしか見られない。吉坂は本堡塁、副堡塁ともに水源施設が舞鶴要塞中独特のものである。

P1030193
砲座脇にある、文字通りの砲側庫。副堡塁では、砲座のあたりに砲側庫が3つ見られる。舞鶴要塞中、このようなコンクリートの砲側庫は建部山と吉坂でのみ見られるが、副方類の中央の砲側庫のみが中が広い。

P1030194
砲側庫。

P1030195
砲座。

P1030196
副堡塁で特徴的なのは、外周部を取り囲むコンクリー擁壁。これが、射垜(あづち)にもなっているようだ。

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