神美鉱山コウモリ調査
兵庫県豊岡市立石にある神美鉱山横坑ではすでにユビナガコウモリとキクガシラコウモリの生息は確認している(こちら)。昨年も出産時期に調査を行ったが、出産は見られなかった。ことしも、一応覗いておこうと思って、本日2013年7月15日20時、横坑に入ってみた。
20時に調査を行うのは、この頃、親が食事にでかけるので、出産が行われていればコドモだけが残されていて、調査のインパクトを最小限にできるからだ。
コウモリのグアノは各所に見られる。コウモリはかなりの数生息はしている。ただし、コドモは見られなかった。出産は別の所で行われていると見られる。
約100mの再奥部。坑木が見られ鉱山らしい雰囲気である。この奥には、立坑があり、この横坑から上下に立坑が伸びる。立坑部で出産が行われている可能性もあるが、私の能力では立坑の調査は無理(笑)
再奥部では、碍子がかなりの数見られてた。写真の物には「K」のマークが。現TGケラー社の合併前のケラー社の碍子か? よくわからんが、そんな気もする。碍子に関しては、各社HPも熱心でなく、詳細はよくわからない。(そうそう、まえにTGは東海碍子とかそんな社名だったのだろうと書いたが、どうもこれはあたっているみたい)
というわけで、ことしも、神美鉱山は出産確認できず。ただ、横坑入り口付近で、ことしもヒメボタルを見かけた。とりあえず、こちらは生存確認。
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