沖浦鉱山跡のコキクガシラコウモリ
沖浦鉱山跡で廃坑を探索したところアプローチの容易なところに坑口を見出した。中に入ってみたところ、コキクガシラコウモリ約300頭が冬眠していた。
沖浦の赤灯付近から、北方向に沖浦鉱山の遺構のようなものが海中に見える。ここへ寄ってみようと挑戦したが、最後の鼻が回り込めず断念。
沖浦港のドックの東端から近畿自然歩道が山に登っており、これを通ると柴山港灯台に達することができるようなので、とりあえずそちらに行ってみることにした。
最初のピークを過ぎると木製の階段で下るところがあるが、それをおりきったところに左側に崖がありチェーンで安全措置をしているところがある。崖からは穴が見えるが、これもアプローチはかなり危なそう。
ところが、この崖と道を挟んで反対側を少し入ると、実に入りやすい坑口がある。
坑道内部はいくつかに枝分かれしているが、総延長はたいしたことはない。ただし、立坑もあるので注意が必要。枝の1本にコキクガシラコウモリが約300冬眠していた(冒頭写真)。
坑口手前のピーク付近のお地蔵さんの周りに置いてあったれんがの刻印。大阪窯業の刻印。
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