玄さんの隠された過去
山陰海岸ジオパークのゆるキャラとして人気上昇中の玄さん。Wikipediaによると玄さんのデビューは2009年11月5日ということになっているが、これは違う。玄さんにはこの「再デビュー」前の下積みがあるのである。
冒頭の写真は、豊岡市営バス「イナカー」に描かれているゆるキャラトリオ。一番右側はハッピこそ着ていないものの玄さんに間違いない。ということは、玄さんは2008年10月1日に「イナカー」のキャラクターとして一度デビューしているのだ。のこる2つのキャラクターは名前すら不明のキャラ。コーちゃん、オーちゃんがデビューして数カ月後に実に二番煎じな感じで出てきたキャラクターである。
玄さんは、この二番煎じキャラとトリオを組んでいたが、鳴かず飛ばずな感じで、いまいち知名度も上がらなかった。っていうか、当時は名前すらなかったと思う。で、去年、山陰海岸ジオパークの世界ジオパーク認定申請(10月28日)直後にジオパークキャラとして引き抜かれ、ジオパークのハッピを着込んで再デビューを果たした。現在は、コーちゃん、オーちゃんらと新ユニットを組んでいる。
問題は、玄さんがコーちゃんらと組むことによって、「イナカー」の残りの2キャラの位置付けが相対的に暴落したような印象を受けてしまうことである。私としては、のこる2キャラはきっちりと抹殺してあげるのが彼らのためのように思えてならない。
現在も「イナカー」には、写真の3キャラが描かれて運行中だ。玄さんの暗い過去は消されていない。あたかも、「イナカー」に貧乏神が描かれているようでならない。
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