トリルとフェルマータが重なったら
M-Txにおいて、トリル(小)とフェルマータを、
c2 of ot
のように重複して指定すると、
と、出力も重複してしまう。これを回避するために、いままでの類推から、試しにこんな感じで
c2 of ot-2
"-2"を付け足してやると、なんと
こんな感じでうまくいった。フェルマータを上に上げてやったほうがいいのかな。とりあえず、コネタですが。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
M-Txにおいて、トリル(小)とフェルマータを、
c2 of ot
のように重複して指定すると、
と、出力も重複してしまう。これを回避するために、いままでの類推から、試しにこんな感じで
c2 of ot-2
"-2"を付け足してやると、なんと
こんな感じでうまくいった。フェルマータを上に上げてやったほうがいいのかな。とりあえず、コネタですが。
きのう、to codaマークで「TeXで楽譜・MIDI作り --- M-Tx入門」を見てねという書き方をしたけど、リンク切れで見られないので、私なりにto codaのやり方を書いておきます。
to codaマークはたいがい小節の右端に書くけれど、その次の小節の頭に"\coda g\"を追加する。昨日の作例(「北国の春」)では、繰り返し1カッコの最初の小節。1カッコがあるのでこんなふうに書いた。
V1 \coda g\ c2d ) ( e8- g |
さて、このmtxファイルをM-TxとPMXで処理してtexファイルを得る。
prepmx kitaguninoharu
pmxab kitaguninoharu
これで"kitaguninoharu.tex"が得られるので、これをエディタで開く。検索などを使って"\coda g\"を見つける。とこういう所に見つかる。
\pnotes{2.00}\ibl1{'c}{-4}\qb1c\tbl1\qb1a\en%
% Bar count 30
\Setvolta1%
\alaligne
\pnotes{4.90}\coda g\tslur0{'c}\hlp c\en%
で、この部分を
\pnotes{2.00}\ibl1{'c}{-4}\qb1c\tbl1\qb1a\coda g\en%
% Bar count 30
\Setvolta1%
\alaligne
\pnotes{4.90}\tslur0{'c}\hlp c\en%
こういうふうに変える。ようは"\coda g"を切り取って、その前の小節の最後の"\en%"の前に置く。
で、続きの処理を行う。
platex kitaguninoharu
musixflx kitaguninoharu
platex kitaguninoharu
dvipdfmx kitaguninoharu
これできのうの出力がPDFで得られる。まずい説明ですが、この部分についてはとりあえずできるようになりましたので、わからない方はメールください。
さて、musiXTeX(M-Tx)の2作目は「北国の春」。とりあえず、上の楽譜のようなものができた。現時点での課題は、
3小節目ダルセーニョであるが、これはフェルマータなんかと同じく"og"で表示できる。簡単。若干位置に不満もあるが。
11小節目に初出するトリルマークだが、これも同じく"ot"でできる。"oT"とすると線が長くなるが、線のあたまに"tr"という文字が入るので、ここでは若干線が短いが"ot"とした。
"D.S."については
U: @v D.S. ||
"Coda"は
U: @^ Coda ||
"rit."も
U: @v-1 ~ ~ ~ rit. |
さて難関のto codaマークだが、これは「TeXで楽譜・MIDI作り --- M-Tx入門」(リンクつけたけれどリンク切れ)に書いてあるとおりにTeXファイルレベルで修正。エレガントではない。
ソース
Meter: C
Title: 北国の春 (1st)
Composer:作曲 遠藤 実\\ 編曲 山本 雅三
Bars/Line: 5
Style: SOLOU: @+4 \smallnotesize\metron{\qu}{76} @-4
[ g1+ a g8 g g ] g g g g | [ g1 a g8 g g ] e1- g a g a c d e || ( g2d og e1 o. d o. c o. d o. |e0 ) | ( d4d d8 o. d4 d1 o. c o. a o. g o. | a0 ) |
( g4d e8 g4 c8 d8 | e4d d1 e g2 ) | ( d4d d8 o. d4 c8 a |
c0 ) |: r8 e o. e o. e o. e2 ot | [ d8 o. e o. ] [ e o. dx3 o. e o. d o. ] c4 o. ( a8 g | e4d d8 c o. ) c+ o. c o. a o. |
g2d ot r4 | a8 o. c o. c o. a o. c4 o. d1 o. c o. a o. g o. | e8 o. g o. g o. a o. g4 o. ( c8- d | e o. ) g o. g o. ( c a g e d |
c2d ) r4 || ( d4d g8 o. g4 e8 d | c o. c4 d8 e4 g ) | ( e8 g a c d4 d8 e |
d0 ) | ( c4d o. d8 e4 d8 c | a c o. c a g4 o. ) e8 o. e o. | ( e4d g8 a g e4x3 d c |
d2d ) ( e8 g | g4d a8 g e g4 | a8 c c d e2 ) | ( d4d o. d8 o. d e1 d1 c8 a |
V1 \coda g\ c2d ) ( e8- g | { a2 a8 } c d c | a g o. ) [ gx3 o. a o. g o. e o. ] g4 ot e1 g a c | ( d4d d8 o. d4 c8 a | c0 ) :|
U: @v D.S. ||
Vb2 ( c0 ) ||U: @^ Coda ||
Vx ( c0 ) ||( g4d e8 g4 c8 d | e4d d1 e g2 ) |
U: @v-1 ~ ~ ~ rit. | ~ |]
( d4d d8 o. d4 c8 a | c0 of ) |]
じゃーん。やっと、「すみれの花咲く頃」のファーストのパート譜が完成!ちゃんとタイも使ってるし、最後のところはタイとスラーを交互に使うという裏技で切り抜けた。タイって音程変わっても大丈夫なのね。っていうことは、別に使い分けることもないっていうか、最後のところみたいにスラーを表示したいときに使うべきって言うことなのかもしれない。
で、タイが使えるようになったのはくうくさんのご教示によります。どうもありがとうございました。M-txとpmx
をバージョンアップしたら何事もなかったかのようにタイができるようになりました。
ちなみにソース。
Meter: C Title: すみれの花咲く頃 (1st) Composer:作曲 Franz Doelle\\ 編曲 山本 雄三 Bars/Line: 5 Style: SOLOU: @+4 \smallnotesize\metron{\qu}{76}
e+8 g4d b8 a4d | c8 a4d r8 f e f | e2 ds | e0 |e8 g4d d+8 c4d | b8 d4d r8 d c b | a2 b | g2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b |
c4d a8 g4d e8 | f a4 f8 e g4 d8s | e2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b |
c4 b8 c a4 c | b8 c4 b8 a b4 d-8 | g2 of e-8 d c e |
U: \smallnotesize\metron{\qu}{112}
g2 { a | a } b4d g8 |{ e0 | e4 } r e8 d c e | g2 { a2 | a } b4d g8 |
{ f0 | f4 } r a8 f e f | e2 { d2 | d } b+8 a g b |
a2 { g2 | g4 } r d+8 c b c | b2 a | d b |
a g | g8 o. g o. g o. r e+ d c e | g2 { a | a } b4d g8 |
{ e0 | e4 } r e8 d c e | g2 { c2 | c2 } d4d b8f |
{ a0 | a4 } r d8 c b c | d2 { c2 | c } a8f g f a |
b2 a | a8 o. a o. a o. r e d c e | g2 a | g a | { c0 |
( c } | { ef ) | { en } | e8 } r r4 r2 |]
HASESANの示唆により、やっぱりTeXはLinux環境でなくちゃねと思ったのと、NoteEditというLinux限定のGUI楽譜エディタというのも使ってみたかったので、現在、サブマシンにubuntuインストール中。いちおう、最初のインストールが済んで、アップデートしてるところ。TeXをインストールしたりMusiXTeXをインストールしたりすると使えるのはいつになるやら。という状況です。
タイは、何をみても、"{"と"}"でくくればできると書かれているが、
Meter: C
Bars/Line: 5
Style: SOLO
{ c c } e e | e0 |
このスクリプトでやると、PMXレベルで
C:\My Documents\TeX>pmxab test
This is PMX, Version 2.5 , 15 Feb 04
Opening test.pmxStarting first PMX pass
ERROR in line 11, bar 1 This character is not allowed here
v
{T c44 c4 }T e4 e4 | /
^
ASCII code: 123
というエラーになる。ファイルのコードがまずいのかなと、EUCとかUTF-8とかいろいろやってみてもだめ。ううむ。
"Re: Solved: \metron with M-Tx"というページではM-Tx上で音符=数字をやるやり方が書かれている。ただし、これをこのとおりやるとM-Txレベルでエラーが出る。
ということで、mtxファイルにこんな感じで
Meter: C
Title: すみれの花咲く頃
Composer:作曲 Franz Doelle\\ 編曲 山本 雄三
Bars/Line: 5
Style: SOLOU: \smallnotesize\metron{\qu}{76}
e+8 g4d b8 a4d | c8 a4d r8 f e f | e2 ds | e0 |
・・・・
U: \smallnotesize\metron{\qu}{112}
g2 ( a | a ) b4d g8 |
・・・・
もう少し上に出力してほしいところだが、M-Txレベルで記述するという意味ではよりエレガントな方法。
課題のひとつ。音符=76とかの表記だけれど、MusiXTeXの使いこなし術に記述がありPMXレベルで1小節目の
% Paragraph 2 line 7 bar 1
e85 g4d b8 a4d | /
というところに
% Paragraph 2 line 7 bar 1
\Uptext{{\kern-20pt\twelvebf \twelverm \metron{\qu}{76}}}\
e85 g4d b8 a4d | /
と記述すると
という出力が得られた。若干音符がでかいけれど、とりあえずはこれで我慢。ま、問題は1つ解決。
で、17小節を
%Bar 17
\Uptext{{\kern-20pt\twelvebf \twelverm \metron{\qu}{112}}}\
g2 (S a2 | /
とすれば、
が得られる。
ということで、こういうスクリプトで
Meter: C
Title: すみれの花咲く頃
Composer:作曲 Franz Doelle\\ 編曲 山本 雄三
Bars/Line: 5
Style: SOLO
e+8 g4d b8 a4d | c8 a4d r8 f e f | e2 ds | e0 |
e8 g4d d+8 c4d | b8 d4d r8 d c b | a2 b | g2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b |
c4d a8 g4d e8 | f a4 f8 e g4 d8s | e2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b |
c4 b8 c a4 c | b8 c4 b8 a b4 d-8 | g2 of e-8 d c e | g2 ( a | a ) b4d g8 |
( e0 | e4 ) r e8 d c e | g2 ( a2 | a ) b4d g8 |
( f0 | f4 ) r a8 f e f | e2 ( d2 | d ) b+8 a g b |
a2 ( g2 | g4 ) r d+8 c b c | b2 a | d b |
a g | g8 o. g o. g o. r e+ d c e | g2 ( a | a ) b4d g8 |
( e0 | e4 ) r e8 d c e | g2 ( c2 | c2 ) d4d b8f |
( a0 | a4 ) r d8 c b c | d2 ( c2 | c ) a8f g f a |
b2 a | a8 o. a o. a o. r e d c e | g2 a | g a | ( c0 |
c | ef | en | e8 ) r r4 r2 |]
こういう出力が得られた。
さて、現時点での問題点は?
最後の問題はタイがうまくいけば解決の糸口が見つかりそう。
一つ目の問題は文字として音符が表示できるならできそうなので、その方法を探ってみる。
ということで、このあたりについて研究中なのである。
2段目。
e+8 g4d b8 ad | c8 a4d r8 f e f | e2 ds | e0 | e8 g4d d+8 c4d | b8 d4d r8 d c b | a2 b | g2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b |
で、
という出力。プラス記号マイナス記号の使い方にもう1つなじめていないけれど、なれればFinale notepadのようなGUI型の楽譜ソフトよりも入力はサクサクできそう。
3段目。
e+8 g4d b8 ad | c8 a4d r8 f e f | e2 ds | e0 | e8 g4d d+8 c4d | b8 d4d r8 d c b | a2 b | g2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b | c4d a8 g4d e8 | f a4 f8 e g4 d8s | e2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b |
で
ちょっと慣れてきたかな。っていうか、幅の指定をしていないので、えらく詰まってきた。ということで、このあたりで幅の設定をしてみよう。とりあえず、1行5小節で設定。
Bars/Line: 5
e+8 g4d b8 ad | c8 a4d r8 f e f | e2 ds | e0 | e8 g4d d+8 c4d | b8 d4d r8 d c b | a2 b | g2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b | c4d a8 g4d e8 | f a4 f8 e g4 d8s | e2d g4 | a4 b8 c d4 c8 b |
冒頭部に"Bars/Line: 5"を入れてみた。すると、こんな感じに
おお、まるで楽譜みたいだ。各段の頭に小節番号が入っている。これって、デフォルトで入るのね。
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