「森林インストラクター兵庫」ホームページへようこそ

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森林インストラクター兵庫は兵庫県内の森林インストラクター資格保持者有志により平成10年に発足しました。以降、兵庫県内で森林に関する指導を続けています。

活動内容としては、森林管理に関する指導、自然観察会、会員研修等で、主に依頼による指導者派遣と会員研修が中心です。

指導者派遣については、なるべくお早めにご相談いただければご希望に沿えると思います。

2016.7.3 「自由気ままな観察会」IN武庫川 報告書

日時
H28年7月3日
メンバー
4名
コース
阪急宝塚~花のみち~手塚治虫記念館~床材石灰岩化石~クスノキ巨木群~武庫川河川敷左岸~荒神川出合~伊孑志の渡し~大堀川手前~宝塚新大橋~逆瀬川出合~阪急逆瀬川~(生ビール)
  • 河川敷には高水敷と低水敷の植物があり環境も違うので植生も少し違う。また、人為的攪乱や自然災害による攪乱を受ける脆弱な環境で育つ植物たちでもありそのたびに違った種が生育したり、無くなったりしています。
    そのような環境の中でしぶとく生き残る植物たちがいます。イネ科、キク科、マメ科、地下茎が発達する植物たちです。なぜか?これらはそれぞれが生き残りのための戦略を持っているからです。(説明は省略します)
  • コース内で見られる植物は木本を含んで150種程度です。外来種と在来種が半々ぐらいだと推測しています。

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2016.7.2 姫路市書写山をぶらぶら歩きました!

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2016年7月2日(土)、梅雨の中休みで、各地今年一番の暑い日に書写山に行ってきました。参加者は3名です。

参加者が少なかったのですが、書写山ロープウェイ駐車場に集まり、車で六角坂参道まで行き、自然観察をしながら散策しました。

まず目についたのはイヌヒメワラビが参道に入口辺りから目に付いた。この辺りにはニホンジカがかなり生息しているが、シカの忌避植物であり、ニホンジカに食べられた痕跡は見られなかった。

3週間ほど前に同じ参道を歩いた時にはハンカイソウの花が半枯れ状態で咲いたが、今回は花の時期を逃したのか、花が見られなかった。

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タマゴタケ

参道を少し登ると真っ赤なタマゴタケが目に入った。さっそくシャッターを押した。また、参道にはイズセンリョウがいたるところに生育しており、見飽きるほどでした。   

そのほか参道沿いにはセンダン、クラマゴケ、ミズキ、ニガキ、アズキナシ、リンボク、カゴノキ、ジャゴケ、コヤスノキなど、圓教寺境内にはナツツバキ、マメヅタ、ヤダケ、ヒトツバ、コジイ、シキミ、ボダイジュなどが見られた。

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イズセンリョウ

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シキミの果実

参加者は少なかったが、ぶらぶら歩きながら自然散策するのもいいものだなと感じた。

またどこか播磨地域で計画するつもりです。そのときには是非参加し、一緒に散策しましょう。

2016.6.11 研修会報告

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  1. テーマ

    布引貯水池の水源林の歴史を探り、植林114年後の森林を見る。

  2. 日時

    2016年6月11日(土)

  3. 集合

    9:55JR新幹線新神戸駅1階・布引登山口入口
  4. 参加者

    11名

  5. 行程

    (  )の内は当初の予定時間

    9:45~10:00唾液アミラーゼ測定(活動前)
    10:00諏訪山断層(新神戸駅は断層の真上にある)
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    10:05(10:00)新神戸駅出発
    • 隆起した崖の林を、リフレッシュ事業で再生中
    雌滝・鼓滝
    • 川向うの崖の照葉樹林
    10:40(10:35)雄滝・夫婦滝
    • 隆起によりできた滝
    • 阪神淡路大震災の際に落ちた岩が滝つぼにある
    布引みはらし台・トイレ
    • 崖の植物
    11:30(11:05)布引貯水池
    • ここから国立公園区域に入る
    • 大雨時にしか見られない放水路の幻の滝を見る
    • 布引断層の上に立つ
    12:15(11:40)市ケ原、トイレ
    再度東谷・蛇ケ谷
    • 明治期の治山空石積みあり
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    13:30(12:30)再度公園・風楽山荘(ログハウス)
    • 地元によるこうべ森の学校の説明、木工所見学
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    14:00(13:00)昼食、ログハウスの中または広場)
    14:15(13:30)再集合再度公園・風楽山荘前
    • こうべ森の学校の炭焼窯を見学
    • こうべ森の小学校のツリーハウス・ハンモック見学
    • 再度山北面の植生・禿山当時の写真と比較(修法が原池を挟んで遠望)
    • 再度山永久植生保存地調査区No25を観察(11年前植栽を剥ぎとり裸地化し復旧状況を見る)
    • 外国人墓地のヨハネス・デ・レーケさん家族を墓参(明治期砂防の父と言われ田上山の砂防も手掛た)
    15:00~15:28再度公園バス停
    唾液アミラーゼ測定(活動後)
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    15:30(15:18)バス乗車(疲れたため徒歩の下山者はなし) 
    16:00JR三ノ宮駅南側着
  6. 観察したもの
    1. 植物・・
      布引の滝まで:ノハカタカラグサ、マツバラン、オオキンケイギク(滝の崖・黄色花)
      市ヶ原まで:ツメレンゲ(崖)、イワヒバ(崖)、ノグルミ(雄花)、フユザンショウ、オニグルミ、サワグルミ、テイカカヅ ラ(白花)、ネズミモチ(白花)
      修法ヶ原まで:コマツナギ(紫花)
    2. 野鳥・・オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、メジロ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コゲラ、エナガ、ヒガラ、アオゲラ、サンショウクイ、イカル。
    3. 昆虫・チョウのなかま:ヒカゲチョウ幼虫、モンキアゲハ、モンシロチョウ、ムラサキシジミ、 テングチョウ、イシガケチョウ、ドクガの仲間、キアシドクガ、シンジュサン、アオスジアゲハ、ヒカゲチョウ系、ルリ系シジミ
      ハチのなかま:キイロスズメバチ(巣と成虫)
      コウチュウのなかま:オオヒラタシデムシ、ハナムグリの仲間、キイロトラカミキリ、キンイロジョウカイボン
      トンボのなかま:ハグロトンボ、カワトンボの仲間
      カメムシのなかま:アワフキムシの仲間
      *キベリハムシは見られなかった
    4. 地質・・諏訪山断層、布引断層
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      布引花崗岩
      甌穴
    5. 歴史遺産 水道施設(砂子橋、雌滝取水口、松木橋、布引貯水池、分水施設)
  7. 唾液アミラーゼの活動前後の変化
    11人中9人が上昇。2人が変化なし。
  8. 感想
    1. 研修会を研修のみに留まらず、発展させるための提案も一緒に相談できたらと思ってましたが、相談する時間がありませんでした。役員会の承認が得られれば、その後の展開を望みます。
    2. 「水源林を探る」同好会立ち上げをしたいと思います。当面は、わかるところからの文献調査で、メールでのやりとりをしながら、勉強していくくらいしか思いつきませんが、今回、資料をもらいに行った行政関係部局では、水源林としての書類はありませんでした。
      自分が飲んでいる水はどこから来ているのか?
      その水の水源林はどのようなものなのか?
      調査したものは、一般向け冊子にして、どこかの助成金で印刷し、その資料を使い観察会を開くところまで行ければと思います。
      (案1)布引水源林の観察マップづくり(子供用、外国語対応) 人が集まれば、もっといいテーマが出てくると思います。
      (案2)千苅貯水池等にもかかわっていき、水源林を充実させる。
    3. (案3)10/30(土)再度公園で開催の「こうべ森の文化祭」に参加し、公園内ミニミニ観察ツアー(水源林と植林の歴史を観る)の企画。
      または、今回の研修ルートの布引~再度公園を歩く。「こうべ森の文化祭」の参加メンバーは、六甲山で活動するグル―プです。
      行政は、環境省瀬戸内海国立公園六甲管理官事務所、兵庫県神戸農林事務所林業課、神戸市公園部森林整備事務所です。
      神戸市北区で里山林手入れをしている「山田の里グリーンクラブ」は、立ち上り時には行政から森の手入れ道具を借りておられました。今も会報の原稿に寄稿してもらい最新の林業行政の話を仕入れたりもされています。
      ほかにも、キノコの会、ドングリの会、こうべ森の学校、こうべ森の少 学校、摩耶の森クラブ等も参加されています。
      横のネットワークづくりに、参加してみてはどうでしょうか?
    4. 今回の研修で自分が得たもの
      1. 一度はやって見たかった森林療法で出てくる「唾液アミラーゼの測定」が試せた。(結果はともあれ)
      2. 仕事ではかかわりが薄かった水源林に関して、勉強するきっかけになった。
      3. 下見の際「おんたき茶屋」に立ち寄り、「布引の滝に感謝する会」が、昨年茶屋10周年の際にできたという存在を知り、記念誌もいただき、知らないことの記事を読みうれしかった。
        布引の滝の講演会にも出席できた。
      4. 研修会で、大嶋通弘さんから「布引鉱泉所」があったとの話を聞き、翌日には、ホームページの抜粋まで送っていただいた。
        早速、西宮市津門の会社に、布引ウオーター等注文して、会社の歴史資料も一緒に送っていただいた。
        新神戸駅舎の位置に、明治32年創業して、昭和13年阪神大水害の際に会社が流されて、西宮市に移転したとのこと。
        私が以前見た、JR新神戸駅からの登り口で水をパイプから汲んでいるのを見たタンクローリーは、この「布引礦泉所」のものでした。
        水害にあったけど、井戸は残って、今でもここからタンクローリーで水を西宮の工場まで運んで、炭酸水を作っているそうです。これぞ、神戸ウオーターですね。長年のつかえがおりました。森林インストラクター兵庫、研修会、万歳!!
  9. 今回の研修会の資料等
    これから関係機関を回り、参考になりそうな資料をもらいました。(別添一欄表)
    森林インストラクター兵庫の名前を出せば、今後も資料提供してもらえると思います。
    再度公園の「風楽山荘(ログハウス)」も、火・木・土と月1回の土か日の例会以外は、森林インストラクターの研修会なら使わせてもらえると思います。(無料、事前申し込み)
    皆様もぜひ、ご利用ください。

研修会資料入手先

  1. 「国立公園ガイドシリーズ・瀬戸内海国立公園(六甲地域・摩耶編)」(2008.11) 環境省近畿地方環境事務所神戸自然保護管事務所
  2. 「国立公園まるごと六甲山(地図)」(2013) 国立公園六甲山整備促進協議会事務局(兵庫県神戸県民センター県民交流室内)
  3. 「楽しいまち神戸GUIDE MAP(近代化産業遺産)」(2015) 兵庫県神戸県民センター県民交流室
  4. 「保安林のしおり」(2015) 兵庫県神戸農林事務所林業課
  5. 「神戸水道創設」(2015.1) 神戸市水道局事業部施設課浄水係
  6. 「歌碑のみち・布引三十六歌碑・文学と歴史の散歩道マップ」(2007) 神戸市中央区役所まちづくり推進課
  7. 「再度山永久植生保存地調査報告書第9回」(2015) 神戸市建設局公園部森林整備事務所
  8. 「六甲山地・再度山の森林のむかしといま(再度山永久植生保存地調査解説)」(2005) 神戸市建設局公園部森林整備事務所
  9. 「六甲山植林100周年記念・六甲山の100年、そしてこれからの100年」(2003) 神戸市建設局公園部森林整備事務所
  10. 「六甲山のマザーツリー[母なる木]マップ」(2011) 神戸市建設局公園部森林整備事務所
  11. 「砂防学会50周年誌・林和彦・水に呼びされた森―再度山の緑化への道のりー」(1998.1) 神戸市建設局公園部森林整備事務所
  12. 「六甲山を切る・えん提―日本最初の石積みえん提―(蛇が谷)」毎日新聞社発行(1997.8) 神戸市建設局公園部森林整備事務所
  13. 「(再度山周辺)植林の年代を記録した『神戸区有山林全図』の一部・再度山永久植生保存地調査報告書第1回」(1965)
  14. 「こうべ森の学校ボランティア活動10周年記念・森の手入れin再度」(2013) こうべ森の学校
  15. 「森をそだて、森にあそぶ、こうべ森の学校」(2015) こうべ森の学校
  16. 「こうべ森の学校だよりNo.69(2016年3.4月号) こうべ森の学校
  17. 「保安林制度のあゆみ」兵庫の林業No.203(1998)
  18. 「今注目したい風致的施設『庭園砂防』工事について」国立公園No.559(1997.10)
  19. 「熊沢潘山と森林(上・下)―吉沢利忠」岡山の自然No.83/84(19960.6/8)
  20. 「水源かん養論争とその周辺―吉沢利忠」山林史(未定刊)

当会会員の著書『神戸・六甲山の草花ハンドブック(春―初夏編)』が出版されます


この度、当会会員の清水孝之さんの著書『神戸・六甲山の草花ハンドブック(春―初夏編)』が出版されます。

サイズは新書判(103mm×182mm) 神戸・六甲山の樹木ハンドブックと同じ大きさです。
オールカラー341ページ、記載樹種は331種です。

店頭販売は4月10日頃からですが、清水さんが予約販売をされます。
店頭価格2,700円(税込)のところを


  • 4月5日まで受付は特別価格2,000円(税込、送料、振込手数料込)
  • 4月6日以降受付は通常価格2,200円(税込、送料、振込手数料込)

です。

詳細、申し込みはこちら

2016.3.7 3月研修会報告

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日時
3月7日(月)13:00-16:30ごろ
場所
伊丹市昆虫館
名称
啓蟄ですが昆虫たちの冬ごし&企画展「だっぴ」ギャラリートーク
概要
春はもうすぐ。森にでかければ必ず出会う昆虫たちそんな昆虫たちの「冬越し」と生命の神秘「脱皮」について紹介します。虫たちとのふれあい体験もあり。
参加者
9名
以下簡単なご報告

平日開催にも関わらずたくさんの方にご参加いただきました。ぽかぽか天気の中集合したみなさんと昆虫館前でご挨拶と自己紹介。まずは館内のジオラマ展示室(北摂の雑木林の虫たちが10倍の大きさで迫ります)、生きた昆虫の展示室(擬態の名手コノハムシや世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」かつては昆陽池にも生息していたゲンゴロウなどが見られます)、チョウ温室(14種1000匹の蝶と色とりどりの花が咲く温室です)をご案内しました。

チョウ温室では旅をするチョウ「アサギマダラ」や日本最大級の「オオゴマダラ」などが花の蜜を吸う姿や求愛する姿、産卵の瞬間等を観察しました。

その後映像ホールにて「昆虫たちの冬越し」についてパワーポイントを使ってお話ししました。土の中や朽ち木の中で眠るようにお休み(休眠)するゴミムシやスズメバチの女王。カブトムシの幼虫やミツバチなど冬でも食餌をとり、活動しているような昆虫たち。チョウの中までも卵、幼虫、蛹、成虫と種類によって様々な生育段階で冬を過ごすことなど昆虫たちの冬の暮らしぶり(冬越し)について紹介しました。お話に出て来たカマキリの卵のう、セミの産卵痕のついた木の枝、カブトムシの幼虫、アゲハチョウ、オオゴマダラの幼虫と蛹など生きた昆虫とのふれあい観察も行ないました。

オリジナル映画「虫のうんこ」を見た後は企画展「だっぴ~ひと皮むけましてん~」ギャラリートークです。体の中に骨を持たず外側を鎧のように硬い殻で覆い体を支えている(外骨格)昆虫は、皮を脱いで大きくなり皮を脱いで変身します。大人になるためにはどんな昆虫も必ず脱皮すること、チョウのように幼虫が蛹になってから成虫になる完全変態、バッタのように幼虫から蛹を経ずに成虫になる不完全変態など昆虫の暮らしぶりと成長のしかた等について紹介しました。

最後に館入り口前で記念写真を撮ったあと解散となりました。みなさん熱心で様々なご質問、気づきをいただき、私も勉強させて頂きました。またミュージアムショップでは昆虫グッズをお買い上げいただきありがとうございました。

2016.1.23 1月観察会 報告

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日時
1月23日(土)9時30分~15時
天気
曇り
風力
1から2
場所
逆瀬川から武庫川 末広中央公園
気温
参加者
11名
内容
午前中は鳥の観察 午後は植物観察
鳥の観察会
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  • カモ目
    • カモ科
      • オカヨシガモ
      • キンクロハジロ
      • ヒドリガモ
      • マガモ
      • オナガガモ
      • コガモ
  • カイツブリ目
    • カイツブリ科
      • カイツブリ
  • ペリカン目
    • サギ科
      • コサギ
      • アオサギ
  • カツオドリ目
    • ウ科
      • カワウ
  • タカ目
    • タカ科
      • トビ
  • ツル目
    • クイナ科
      • オオバン
  • チドリ目
    • カモメ科
      • ユリカモメ
    • チドリ科
      • イカルチドリ
    • シギ科
      • イソシギ
  • ハト目
    • ハト科
      • キジバト
  • ブッポウソウ目
    • カワセミ科
      • カワセミ
  • スズメ目
    • スズメ科
      • スズメ
    • ヒタキ科
      • ジョウビタキ
    • ムクドリ科
      • ムクドリ
    • カラス科
      • ハシボソガラス
      • ハシブトガラス
    • ヒヨドリ科
      • ヒヨドリ
    • ヒタキ科
      • シロハラ
      • イソヒヨドリ
      • ツグミ
    • モズ科
      • モズ
    • ウグイス科
      • ウグイス
    • ホオジロ科
      • アオジ
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      • ホオジロ
    • セキレイ科
      • ハクセキレイ
午後は末広中央公園内の樹木観察会実施
ニオイヒバ、カイズカイブキ、ヤマモモ、クロガネモチ、ソメイヨシノ、ヤブニッケイ、クスノキ、ヒマラヤ桜、ソテツ、 モッコク、センダン、アオキリ、ケヤキ、シラカシ、ハナミズキ、サルスベリ、カリン、プラム、ハクモクレン、ユリノキ、 ザクロ、ヤマボウシ、などなど各々の樹木について興味深い解説を聞く機会を持ちました。
木曽五木の覚え方 (W,X,Y,+ネコ)→アスナロ、サワラ、ヒノキ、ネズコ、コウヤマキ、
河川敷では Yさんがシナダレスズメガヤ、ミズヒマワリなどの外来種についてお話くださいました(冒頭写真)。

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2015.12.12 但馬・丹波ブロック研修会 「林業の現場と木材利用について」報告

日時:
12月12日(土)10時30分~
場所:
丹波市森林組合山南支所、山南町小野尻地内(間伐現場)
丹波林産振興センター(木材市場)
バイオマスたんば(木質チップ加工所) 
参加者:
9名
研修概要

林業をテーマに丹波市森林組合での森林整備(間伐)を研修しました。これまでの間伐は木も細く、間引きした木を伐ってその場で腐らせる保育間伐がほとんどでしたが、戦後の拡大造林で植林されたスギ・ヒノキが40年以上になり間伐木も木材として利用できるようになってきたので、ここ5年くらいでしだいに保育間伐から間伐木を伐採して販売する利用間伐へシフトしてきました。これに伴い林業の機械化が進みました。今回の研修では林業の現場、特に普段見ることの少ない利用間伐で使われる林業機械、また木材がどう使われるかを知るため、市内にある木材市場とチップ加工施設を見学しました。

丹波市森林組合山南支所に集合後、早速間伐現場へ。
林内は幅員3m程度の作業道がありますが、前日までの雨で道がぬかるんでいるため長靴がベターでした。まず土場(木材集積場)を見学。

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ここからトラックで木材市場へ運ぶための集積場ですが、細い木は自然に還る資材として作業道を作る際の構造物として使います。木口のスプレーは森林所有者毎に木材を分けるための目印です。

林内車

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昔はよく使いましたが、現在は細かい作業に使用。
当日は作業道の構造物用の木材を移動させていました。
パイプ椅子を無理やり取り付けている所に良い味がでてます。

フォワーダAK-3(魚谷鉄工株式会社)

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作業道脇に少しづつ置いてある3・4mに玉切りされた木材を、グラップルというアタッチメントで積みこんで林内から土場(木材集積場)に運ぶ林業機械です。

ハーベスタ100EcoS(keto), PC78US-8(コマツ)

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立っている木を伐倒し、目的の長さに玉切り、枝を払い、整理して作業道脇に集積する、という複合機械です。作業効率が高く、みなさん驚かれていました。立木の伐倒はアームが届く範囲に限られるので、ほとんどはチェーンソーで伐倒し、ウインチで作業道からワイヤーを伸ばして集材して、路肩に元木が来るように整理した木を玉切ります。

利用間伐の作業の流れは、
作業道の開設 → 伐倒(チェーンソー) → 集材・整理(ウインチ・グラップル) → 玉切り・枝払い(ハーベスタ) → 林内運搬(フォワーダ) → トラック運搬 → 木材市場

土曜日で支所の出勤者が少なく作業の一部を見てもらうにとどまりましたが、林業機械を用いた利用間伐の雰囲気を感じて貰えたかと思います。

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山南支所に戻り、昼食をとりながら丹波市の森林、丹波市森林組合、丹波林産振興センター、バイオマスたんばについての資料説明。森林組合は、勤めているとそうは思わないのですが、生産森林組合との違いなど、はたから見るとなかなか理解しにくい組織のようです。また、効率的な路網の整備と間伐作業のために、小規模森林所有者をまとめる施業の集約化について説明をし、木材価格、木材利用についての話などをしました。

午後は丹波市柏原町にある「丹波林産振興センター」

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副理事長のN氏より、住宅着工戸数の減少、住宅構造の変化などで木材利用の場が減り木材価格が下がっていること、製品に対して品質基準が厳しくなり、昔からの利用の仕方ができなくなっていること、一方チップ需要が増えていることなどの説明を受けました。

続いて「バイオマスたんば」

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S工場長から、チップの加工・販売について説明を受けました。チップは主にスギ・ヒノキ・マツの針葉樹を、10t/時間、1日に60t程度生産しています。90%は市内の兵庫パルプ工場に出荷され、残りは市内の薬草薬樹公園の温泉やグリーンベル青垣の温水プールでボイラーの燃料として使われ、エネルギーの地産地消を行っています。森林組合が搬出する間伐材も4割はチップとなっています。

14:30頃に終了・解散。

駆け足で説明の行き届かない部分も多々あったと思いますが、普段見ることのない林業の現場を体験して頂けたかと思います。

2015.12.12 企業イベントへの参加報告

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建設系企業さんが神戸市灘区に建設中の有料老人ホームで社員家族の見学会(老人ホームの見学会ではなく、建設現場の見学会です)が行われ、そのプログラムの一つとして松ぼっくり、ドングリなどを使ったクラフトコーナーが設けられて、これのサポートを当会に要請いただき、参加しました。

参加者は約100名(ファミリー)で、これを3つのグループに分けて、建設現場の2カ所とクラフトコーナーを順番に回るという形です。

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クラフトコーナーでは、松ぼっくりのクリスマスツリー、ドングリごま、葉っぱのステンドグラスの3つのコーナーを設け、 興味があるコーナーに参加していただきました。

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それぞれのグループの時間が約30分ということで短い時間でしたが、それぞれ素敵な作品を作っていただきました。季節がら、松ぼっくりのクリスマスツリーに人気があったようです。

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なお、このイベントは、この企業関係の仕事をされている大阪会の森林インストラクターの紹介で参加したものであり、来年度は同現場の従業員を対象にして生物多様性に関わる研修を何回か計画されているということで、それへのつながりも期待して参加しました。

当日の様子は写真をご覧ください。

当会からの参加者:4名

2015.11.15 11月研修会 報告

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実施年月日:
2015年11月15日(日)
コース:
六甲山・記念碑台〜シュラインロード〜逢山峡〜神鉄有馬口駅
参加者:
8名
 

前回6月の研修会時では時間切れで行けなかったシュラインロードを、逆コースで記念碑台から有馬口まで下りました。

石仏
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薄曇りの天候のうえ日が短くなってきていることから速めに歩いたため、前回のようにじっくりと植物の観察をすることはできませんでした。しかし、タカノツメを主とした美しい黄葉とその落ち葉が醸し出す甘い香りの中を石仏に見守られながら歩き、いろいろな思いを胸にこの道を通ってきたであろう先人達に思いを馳せた有意義な観察会でした。

ツマグロヒョウモン幼虫
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また、知識や思いを共有しあえる仲間がいることの幸せを再確認しました。参加してくださった皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

参加者全員の写真:
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以上です。

2015.11.8 ひょうご森のまつり 報告

2015110812r1000

ひょうご森のまつり2015 は、去る11月8日小雨模様の上郡森林体験の森にて開催され、無事終了致しました。各方面からのご協力に改めて御礼申し上げます。

簡単ですが、当日の報告をいたします。

出席スタッフ
11名(掛け持ち出席含む)
展示内容
①植物の展示

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当日スタッフが沢山の樹の枝葉を持ち寄っていただきました、用意していたペットボトルだけでは足りませんでしたが、実の付いた枝も多く、見て、触って、嗅いでとインストラクター会ならではの展示が出来たのではないでしょうか。残念なことに、何種類ほど集まったのか、数えるのを忘れてしまいました。多くの植物見本をほんとうにありがとうございました。

②ドングリの試食

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Iさんをはじめ、持ち寄っていただいたマテバシイとスダジイをフライパンで、炒り来場者に試食していただきました。年配の方や、山間地にお住まいの方には、懐かしい味のようでしたが、一方中学生や都会育ちのお父さん方は、「エッ!ドングリ!食べれるの!」と引き気味のところを、インストラクターお得意のトークで、引き止め試食へ誘導。「今日は、貴方のドングリ試食記念日やね!」としっかり、フォロー。縄文人は結構美味しいものを食べていたのかと、思いは数千年も遡りました。

③小枝のストラップ作り
これもIさんに準備いただきました、タカノツメの小枝で作る、エンピツストラップやモックン。小さな子供連れ親子や、中学生が主体のようでした。当日スタッフは穴あけや削りだしなどの前作業をして、準備を整えました。補助的に、クヌギのドングリゴマ作りの用意も出来ていましたが、次回はもう少し頑張ってアピールすると、人気が集まるかも知れませんね。
森のいきものクイズも準備はしていたのですが、当日の天候や集まった植物の数などを考慮して実施を見合わせました。
感想
当日は小雨模様で、会場の一部ではかなり足元が悪いところも有りましたが、私たちのブース周辺の足元は比較的良い方で、試食や展示についてはゆっくり見てもらい、インストラクターも説明が出来たのではないかと思います。

また、参加スタッフもまつり会場の他の展示を楽しむ時間が出来たのではないでしょうか。

私も、猟友会の「イノシシ狩猟シュミレーション」を体験したり、林業機械が実際に玉切りしたり、枝や端材をチップにするところを見学したり、森のお友達のブースを訪ねたりと楽しませてもらいました。

森のまつりの出展に際して、事務手続きをして頂きました、LN21さんをはじめ、10月の下見、当日の諸々の準備など会員の皆様のご協力を心から感謝いたします。ありがとうございました。

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