2015.7.25 7月研修会報告
学習の森は3年前にも企画しましたが、前回は森林植物園で時間切れになりましたので、今回は学習の森をメインで観察しました。学習の森も広く全てのエリアを回ることができず、メタセコイア広場周辺とメインの大通りを主に観察しましたが、六甲山系では見られない樹木を数多く観察できました。
天気予報は晴れで気温も30度越えでしたが、標高400m前後で木が茂っているため木陰の中で熱中症の心配をすることもなく、気持ち良く観察できました。
今回は有意義な研修会で、多くの助言と知見をご教示くださいました皆様に心から感謝申し上げます。
観察した植物は100種を越え(樹木はリスト参照、草本は省略)、数多くの植物を観察しました。主な観察ポイントは以下の点でした。
- ホソエカエデ、ミツデカエデ、アサノハカエデなど多くのカエデ属を観察した。
- 森林植物園のシナノキの花期が終わっていましたが、学習の森のヘラノキは満開でした。
- チャンチンが数多く植栽されていた。
- ゴマキの葉の香りは、本当にゴマを擦ったような香りでした。
- サネカズラに多くのキベリハムシがついていました。
- ヒノキ科のサワラ、クロベがありましたので、気孔線の形の確認ができました。
- ヤマフジとノダフジで巻き方が逆になっていることを確認できました。
- トチュウの葉の維管束が伸びることを観察しました。
- コアジサイ、アマギコアジサイ、コガクウツギが並んで生えていて、違いを観察しました。
等々
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