当会会員の著書『神戸・六甲山の草花ハンドブック(春―初夏編)』が出版されます
この度、当会会員の清水孝之さんの著書『神戸・六甲山の草花ハンドブック(春―初夏編)』が出版されます。
サイズは新書判(103mm×182mm) 神戸・六甲山の樹木ハンドブックと同じ大きさです。
オールカラー341ページ、記載樹種は331種です。
店頭販売は4月10日頃からですが、清水さんが予約販売をされます。
店頭価格2,700円(税込)のところを
- 4月5日まで受付は特別価格2,000円(税込、送料、振込手数料込)
- 4月6日以降受付は通常価格2,200円(税込、送料、振込手数料込)
です。
詳細、申し込みはこちら。
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こんにちは。初めまして。島根県森林インストラクターの伊藤と申します。
休日を利用し、都合がつけば活動しています。6月には自然を自分自身楽しみ、大切さ美しさを伝えればと、自然観察指導員の講習を受けました。
自然には危険生物がおり、恐いというイメージが強く、できれば出会いたくないと思います。また、私は蝶や蛾の幼虫が苦手です。
今回ホームページを拝見し、ツマグロヒョウモン幼虫を手のひらにのせておられ、びっくり(@_@)してしまい。どうしたら、できるの?とメールを送らせて頂きました。
私は、兵庫県の方々は「明るく・温かく・前向き」など素敵な県だと思っています。
お友達になりたいと思っています。
もし宜しければ、毛虫、幼虫の素晴らしさを教えてください。突然ですがよろしくお願いいたします。
昼休みにて 伊藤
投稿: 伊藤 | 2016年8月 8日 (月) 13時01分
伊藤さま
森林インストラクター兵庫のHPへのご来場ありがとうございます。
6月に自然観察指導員の講習を受けられたとのこと、森への視点が
一段と増えられたことと存じます。
HPのツマグロヒョウモンの写真の中の手は私です。虫にとって人間の手は熱く
触られるのは苦痛でしょうが、自分から手に乗り移ってきたので良しとしました。
ツマグロヒョウモンはスミレの仲間が幼虫の食草で、庭のパンジーなどで幼虫を見る機会があります。
姿はグロテスク?ですが毒毛などは持たず顔もよく見ると可愛らしいです。
このあたりの感覚が幼虫と付き合えるかでしょうか?
一度どれか蝶の幼虫を飼われて羽化させてみると少し愛着が出ないでしょうか。
ただし寄生蜂によるダメージなど厳しい自然界をも目の当たりにします。
カブトムシやクワガタは触れても毛虫、芋虫は触れないのは姿のグロテスクさでは
無いでしょうか。子供たちとの観察会では色々な毛虫・芋虫との触れ合いを
してます。強制はせず虫を見て可愛いいと感じるきっかけがいると思います。
蜘蛛やゴキブリはいやだという子供が手の上で毛虫の這い回る感触に嬉しそうになるのは
驚きです。決して押し付けは無しです。子供は元来虫好きのように思います。
蝶類は幼虫の食性が狭く、蝶を見ればその付近にその植生の植物種があることが
判り、非常に正確です。例えばルルタテハの幼虫はサルトリイバラが食草ですが
ホトトギスにも来ます。ともにユリ科の仲間だったことを蝶から教わりました。
蛾の幼虫もグロテスクですね。食性も幅広く、毒を有すのも多くお付き合いするには
知識が必要です。まず蝶の幼虫との交際からいかがでしょうか?
虫屋ではなく、お役に立てるほどの知識はありませんのでお許しください。
森林インストラクター兵庫 石川
投稿: ようこそ、伊藤さま | 2016年8月 9日 (火) 20時49分