544年 粛慎(みしはせ)の人、佐渡島に漂着 (H0544a)
ツングース人のことか。粛慎の人が佐渡島の浜辺に漂着したと越国から報告があった( 欽明5年12月)。
佐々木史郎(1996)では、粛慎(しゅくしん)=中国東北部の人々。
寺田隆信(1991)によると、この事例が、タタール(韃靼)地方の住民が日本を訪れたことについての文献にみえる最初の事例とされる。また、寺田は粛慎を「アシハセ」と読み、沿海州に住むギリヤークのような人種であろうとしている。
グレゴリオ暦では545年1月ごろになるがここでは他文献との整合を考え544年としている。
参考文献
- 荒川秀俊, 1995. 異国漂流物語. 社会思想社.
- 宇治谷孟, 1988. 全現代語訳 日本書紀 下. 講談社.
- 坂井太郎ほか, 1993. 日本古典文学大系 日本書紀 下. 岩波書店.
- 佐々木史郎, 1996. 北方から来た交易民―絹と毛皮とサンタン人. 日本放送出版協会.
- 寺田隆信, 1991. 「韃靼漂流記」解題. 平凡社.

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